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幕末太陽傳

ジャンル: 青春 , 日本映画 , ドラマ , 時代劇
公開: 1957/07/14
監督:
製作国: 日本
配給: 日活

    幕末太陽傳 の映画レビュー (最新順)

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    全4件
    • 1.0

      名作扱いみたいでデジタル修復版とか出てるみたいですが、過大評価されている気がします。評価の前にみんな活舌が悪すぎるので何を言っているのかわからない。特に小林旭、二谷英明はひどい。二人ともこの作品時点ではダメ俳優。最後も尻切れトンボの終わり方でなんだかなぁ。

      2017/04/24 by seablue

      「幕末太陽傳」のレビュー

    • 5.0 笑える 切ない 元気が出る

      日本のコメディ映画、ここに極まれり。
      この映画が出来た当時、日本がいかに力強い時代であったか思い知らされた。
      品川宿を舞台にした落語はいくつかあるが、それらをまとめて一つの映画にし、それがこれだけ粋に作れるというのは、本当にすごいことだ。
      落語というのは本来映画にしづらいメディアだからだ。

      元の落語を知っていたので余計楽しめたが、当時では新しい「グランドホテル形式」を採用しているので、色んな登場人物が色んなことをしているのをカメラと一緒にのぞき見するだけでも楽しい。
      そして、今の女優ではこれほどの艶は出せないのではないか、という、女優陣のいい意味でのエロさ。
      パリッとした部分としっとりと女らしい所の演じ分けによってそのすごさが際立っている。
      コメディは俳優の力が光るし、カメラワークも結構はしゃいでいるので、思わず楽しくなってしまう。

      舞台はずっと遊郭の中なのに、全く退屈しないし、笑いのセンスも今見ても全く色あせていない。

      リズム感といい脚本といい、これに勝るコメディ邦画はないのではないだろうか。
      >> 続きを読む

      2017/02/12 by 130

      「幕末太陽傳」のレビュー

    • 5.0 笑える 切ない 元気が出る

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "伝説の映画作家・川島雄三監督による凝りに凝った意表を衝く作劇のうまさで描く群像喜劇の傑作 「幕末太陽傳」"

      この映画「幕末太陽傳」は、日本映画史にその名を残す伝説の映画作家、川島雄三監督が10年近くも暖め続けたという、念願の映画化作品です。

      とにかく、映画の全編を通して、凝りに凝った意表を衝く作劇のうまさに満ち溢れていて、尚且つ、非常にお洒落な感覚も横溢した作品で、幕末の混乱期の江戸の品川宿の遊郭を舞台に、そこに集まって来る様々な人間達の滑稽でもあり、哀歓に満ちた生き様を、ひたすらコミカルなタッチで描いた"群像喜劇"の傑作だと思います。

      桜主、遊女たち、出入りの客らが"猥雑なエネルギー"を発散しながら、川島監督が得意とする"縦の構図"で捉えた廊下や階段を、スピーディーにテンポ良く走り回る様は、さながら"時代劇版グランドホテル"とも言えるような見事さです。

      これだけでも素晴らしいのに、そこに集まって来た客達ときたら、古典落語の主人公・居残り佐平次やら、勤王の志士・高杉晋作やら、実在の人物と架空の人物が入り乱れてのテンヤワンヤの底抜けの面白さ----。

      しかも、ストーリーの中に、「居残り佐平次」「品川心中」「三枚起請」等の古典落語のネタをしっかりと組み込んでいるあたりの作劇のうまさには、ほとほと感心してしまいます。

      また、時代劇というふれこみであるにもかかわらず、映画の冒頭でいきなり山手線が走る品川駅前を映して見せ、そこからナレーションと共に、"幕末"の品川宿へとタイムスリップするように入っていく、まさに人を食った導入法も、日本映画界きっての洒落者、川島雄三ならではだと思います。

      しかし、そのような作劇の巧みさ、アイディア以上に、この映画の面白さを力強く支えているのが、何と言っても主人公の佐平次を演じるフランキー堺の魅力にあると思います。

      もともと、ドラマーとして出発したフランキー堺は、やがてボードビリアンとして、スラップスティック・コメディアンとして、数少ない"音楽的リズムを持った役者"として、映画界で成功し、その後の東宝映画の「駅前」シリーズや、特に「社長」シリーズでの変な日本語を駆使する日系アメリカ人の演技などの彼はあまりにも、インパクトが大きく印象に残っていて、その他にも、サラリーマン物のミュージカルの傑作「君も出世ができる」では、寝起きから会社への出勤までの全シーンを踊りだけで見せたり、丸の内のオフィス街のメインストリートに大勢のエキストラを従え、大群舞をしたりと、「ブルース・ブラザース」のジョン・ベルーシも真っ青の大活躍をして見せたのです。

      しかし、天性のドラマーとしての習性か、かれの芝居は時として明るくハッスルしすぎて、その力みが"映画の軽さ"を損ねる事もたまにありますが、そんな彼が、川島監督の作品になると、力みのない軽さを取り戻すのだから何とも不思議です。

      この映画で自然体に戻ったフランキー堺は、音楽的なノリを芝居の節々に体現して見せる反面、人なつこい風貌で"独特のもの哀しさ"をも演じて見せて、まさに鳥肌が立つほどの凄い演技を披露してくれます。

      居候を決め込み、一見お調子者と見えた佐平次が、肺病を抱え、実はしたたかな処世術を実践しているのだと分かるにつれ、チョコマカとリズミカルに廊下を走る後ろ姿ひとつにも、"哀しさと死の予感"が漂って来るのです。そして、ハッピーエンドのラストシーンですら、なぜかもの哀しいのです。

      川島雄三監督が、その後も好んでフランキー堺を自分の映画に起用した意味がよくわかりますし、彼こそ"川島雄三の世界そのものを体現している役者"なのだと確信を持って思います。
      >> 続きを読む

      2016/07/15 by dreamer

      「幕末太陽傳」のレビュー

    • 3.0 笑える 元気が出る

      もう50年近くも前の映画。普段は邦画はあまり観ないのだけど、この映画を原作にした舞台を見るために予習がてら。

      これくらい古いとセリフ回しが独特で聞き取りづらいんですよね。
      日本語なのに字幕欲しかった! みんな声が甲高くて。
      日活の往年の名優たちが大勢出ているのですが、若すぎて全然区別つかないです。
      女優陣は美しいです。女郎のトップを争うおそめとこはるの掴み合いは最高の見せ場です。

      古い邦画に慣れないこともあり、最初はとっつきづらかったのですが、そのスピーディーな展開がだんだん楽しくなってくる。ちゃらんぽらんに見える佐平次が、いつしかなくてはならない存在に。

      「地獄も極楽もあるもんけぇ。俺ぁまだまだ生きるんでぇ」

      この捨て台詞が最高にかっこよかった。


      DVD
      >> 続きを読む

      2015/08/28 by rieko

      「幕末太陽傳」のレビュー

    幕末太陽傳


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