こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

ジーザス・クライスト・スーパースター

Jesus Christ Superstar
ジャンル: ミュージカル・音楽映画 , ドラマ , アクション
公開: 1973/12/22
製作国: アメリカ
配給: CIC

    ジーザス・クライスト・スーパースター の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全1件
    • 4.0

      『ジーザス・クライスト=スーパースター』は、ロック・オペラの傑作。
      まずブロードウェイミュージカル(日本では劇団四季)を思い出すでしょう。

      でも本当は「音楽」が最初なんです。
      アンドルー・ロイド・ウェバーが作曲し、(『オペラ座の怪人』も彼の作品です)
      コンセプト・アルバムとしてレコードの形で発表されたものです。
      イエス役にイアン・ギラン!(ディープ・ハープルの初代ヴォーカリストです)。
      彼のファンだった友人に聴かされましたが、これが、すっばらしい作品なんです♪
      映画のサントラではないオリジナルのアルバムもぜひ聴いてもらいたい傑作です。

      映画もミュージカルもこの音楽から作られた訳ですが、
      オリジナルの歌手が役を演じることは残念ながらありませんでした。

      私は「音楽」が先だったのですが、この映画を観た時にはとても驚かされました。
      テーマにおいてとても共感ができた映画だったのです。

      タイトル通り、ジーザスは「スーパースター」という扱いです。
      彼に魅了され、彼を愛し、彼の言葉に群がる人々。
      それは、ちょうどロックスターとファンの関係に似ています。
      (現実に某バンドのコンサートってカルト宗教の開祖と信者みたいですよね)
      役者が芝居をしますよ。という意図的な演出がされ、それもコンサートを観るみたいな感じを与えます。

      セリフは、すべて歌。衣装は、当時流行ったヒッピー風のスタイル。
      イスラエルの荒涼とした景色がリアルなのと奇妙な効果を与えています。

      だいぶ以前に観たきりなので、記憶が薄いのですが、
      今見るときっと相当古くて音などに違和感があるでしょうね。

      当時、キリスト教徒の保守的な人々から批判を浴びましたが、それも当然。
      解釈がものすごく斬新だったからです。

      この映画にはイエスを愛して愛してやまない人々が描かれます。
      その極致の姿がマグダラのマリアとユダだったと。
      ピラトまでがまるでイエスを心の底では愛しているかのように描かれます。
      (正直いうとホモセクシュアル的な愛もあるように思えます)

      私にはずっとユダの行動が謎でした。
      彼を単なる裏切り者と思えなかったからです。
      そして、こうでなければならないと、心のどこかで思っていました。
      ですから、この映画を観てようやく腑に落ちた感覚がありました。

      ただしユダが黒人、マグダラのマリアがアジア系ってところは、どういう意図だったんでしょうね?

      また、私にとってはイエス=キリスト(神)というのが、納得できなかったのです。
      しかし彼がカリスマでありスーパースターだったというのなら、私はイエスを愛せる。
      そう思いました。
      彼も悩み、迷い、傷つき、人を愛した。
      そんな人としてのキリストであるならば。

      私はジーザスの物語が史実であるならば、事実はこうであって欲しいと思いました。


      テーマ曲 『スーパースター』より

       ジーザス・クライスト、ジーザス・クライスト
       あなたは何者? 犠牲にしたのは何?
       ジーザス・クライスト・スーパースター
       皆が言うとおりの方なのですか?

      Jesus Christ, Jesus Christ
      Who are you? What have you sacrificed?
      Jesus Christ Superstar
      Do you think you’re what they say you are?
      >> 続きを読む

      2014/01/17 by 月うさぎ

      「ジーザス・クライスト・スーパースター」のレビュー

    • 有名なミュージカルだと思っていましたけど、実は音楽が最初とは・・・、初めて知りました。

      たしか、初期のキリスト教に置いては三位一体(神とイエスと精霊)で全員同じぐらい偉い派と神はイエスと精霊より偉い派があったような気がします。
      >> 続きを読む

      2014/01/18 by Shimada

    • Shimadaさん
      三位一体はカトリックの教義として正式に「採用」された考え方で
      然ですが「後付け」なのです。
      こうして「正統派」が教義を限定していくことにより「異端」が生まれます。
      『ジーザス・クライスト=スーパースター」では、イエスが「神の子」でありながらも神の意思がどこにあるのか悩む姿が描かれ、
      三位一体を否定するものと考えられます。
      ですからこの映画はカトリックの立場からすれば異端なはずです。

      バチカンご推奨ってのがあるんですが、
      「十戒」(セシル・B・デミル監督)、「ナザレのイエス」(フランコ・ゼフィレッリ監督)、「パッション」(メル・ギブソン監督)、「ジャンヌ・ダーク」(ビクター・フレミング監督)、「素晴らしき哉、人生!」(フランク・キャプラ監督)
      &「ブルース・ブラザース」(ジョン・ランディス監督)!!だそうです。
      >> 続きを読む

      2014/01/18 by 月うさぎ

    ジーザス・クライスト・スーパースター
    ジーザスクライストスーパースター

    映画 「ジーザス・クライスト・スーパースター」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック