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大反撃

ジャンル: アクション , 戦争
公開: 1969/11/01
製作国: アメリカ
配給: コロムビア

    大反撃 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「大反撃」は、戦争が文明の破壊行為でしかないことを痛烈に描き出した、名匠シドニー・ポラック監督の異色作だ。

      初めて観た時は、変な映画だなと思ったけど、今回観直して"実に大人の映画だな"と改めて感心しましたね。

      シドニー・ポラック監督のフィルモグラフィを見ると、「追憶」や「愛と哀しみの果て」などの文芸作の監督と「コンドル」や「ザ・ファーム/法律事務所」などのポリティカル・スリラーに手腕を発揮する職人監督の顏を確認できるが、その中で「ザ・ヤクザ」と「大反撃」が、異色作として目を引く。

      この「大反撃」は、第二次世界大戦末期のベルギーを舞台に、古城に籠城した米軍の小隊が、ドイツ軍の戦車隊相手に壮絶な全滅戦を繰り広げるといったもので、アイパッチを付けたバート・ランカスター扮する少佐以下、美術教授だったパトリック・オニールや元パン屋のピーター・フォークら個性的な面々を集めた小隊と、城を守るためにはドイツ軍とも手を組む城主の伯爵、そしてバート・ランカスターとベッドを共にする伯爵の美人妻と、とても戦争映画だとは思えないメンツのドラマが、シュールかつファンタスティックに描き出される。

      このテイストは、後のマイク・ニコルズ監督の「キャッチ22」や、ジョージ・ロイ・ヒル監督の「スローターハウス5」の先駆けになったと思いますね。

      この映画の圧巻は、ラストの数10分にわたって繰り広げられる壮絶な戦闘シーンで、戦争がまさに文明の破壊行為でしかないことを痛烈に描き出している。

      「太陽がいっぱい」の撮影で有名な、フランスの名手アンリ・ドカエが捉えた詩情あふれる映像の美しさも比類がなく、「華麗なる賭け」のミシェル・ルグランの音楽も、実に秀逸だ。
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      2019/01/03 by dreamer

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