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料理長殿、ご用心

Who is Killing the Great Chefs of Europe?
ジャンル: ミステリー・サスペンス , アクション , コメディ
公開: 1979/05/05
製作国: アメリカ
配給: 日本ヘラルド映画

    料理長殿、ご用心 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 4.0 笑える ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「料理長殿、ご用心」は、ナン&アイヴァン・ライアンズ共作の原作より、この映画化作品の方がずっと面白い。

      老練の役者たちを贅沢に配して、当時、人気絶頂だったジャクリーン・ビセットを主人公にして、我々のような庶民なら一品でも破産してしまうような、贅沢な料理を詳しく並べた、素人っぽい原作のミステリーを、「シャレード」の才人ピーター・ストーンの脚本で、意外や「ランボー」「地獄の七人」のテッド・コッチェフが監督したこの映画では、結末をはじめ、色々な点を映画的にわかりやすく楽しめるように改変しているのが成功していると思う。

      そして、この映画は私の味覚を大いに楽しませてくれる、ロマンティックなコメディ・ミステリーの拾い物の傑作なのだ。

      世界的な料理雑誌を主宰する美食家の英国紳士マックス(ロバート・モーレイ)は、まさに前時代の遺物とも言うべき"グルメの権化"で、彼は長年に渡る食道楽の結果、これ以上の美食を続けることは死に直結すると医師から宣告される。

      遂に、彼は、美食を諦めざるを得ない。そうなると、「自分が食べられないのに、他人に食べられるのはくやしい」というわけで、お気に入りの世界一流の料理長四人----ルイ(ジャン・ピエール・カッセル)、ムリノー(フィリップ・ノワレ)、ゾッビ(ステファーノ・サタ・フロレス)、ナターシャ(ジャクリーン・ビセット)----をベスト4として選び、バッキンガム宮殿の王室晩餐会で腕をふるわせることにし、そこで次々と殺害していくことになるのだ。

      まずルイがナターシャをたっぷり賞味した後、得意の"ハトの包み焼き"の料理と同じように、オーブンでこんがり焼かれる。続いてナターシャは、ヴェニスに帰ったゾッビに会いに行くが、彼も自慢料理のエビを入れておく水槽で死体と化す。

      それぞれが十八番の料理に因んで殺されていくのが、この映画の目新しい趣向だ。

      そして、ナターシャの前夫で大衆的な料理店の経営者が念願のロビー(ジョージ・シーガル)は、まだ愛し続けている彼女の一大事と、有名シェフたちを集めて善後策を協議することに----。

      殺されれば、シェフとして超一流と認められるものの、殺されるのは有難くない、という彼らのリアクションも面白おかしく描かれているが、結局、ムリノーが次の犠牲者となってしまう。

      このように、全てコメディの構築で見せる殺人だから、観ている我々は、笑いながら殺人を楽しみ、ロンドン、ヴェニス、パリと、三人のシェフが殺されるたびに、三つの都市の美しい風光と料理を楽しむことが出来るというわけだ。

      そして、ラストの結婚式の場面で、皮肉なテーマが打ち出され、思わず苦笑してしまった。

      コースの最後はデザート。クライマックスで、見ただけで満腹の場面があり、言わぬが花の犯人が正体を現わすのだが、洒脱なタッチの演出に乗って、出演者たちがそれぞれ味を生かし、特にマックスを演じたロバート・モーレイが絶品の演技であったと思う。

      私のお気に入りのテッド・コッチェフ監督は、山と並べた豪華料理におトボケの薬味をきかせ、観ている私に舌つづみをうたせてくれるのだ。実に、見事なシェフぶりだったと思う。
      >> 続きを読む

      2017/01/24 by dreamer

      「料理長殿、ご用心」のレビュー

    • 3.0

      冒頭から料理の形に目を奪われるが、これはサスペンスコメディ。
      しかも死体まで出る始末。

      かなり題材的にやばめかと思うが、全体的には緩いコメディのような展開にしている。

      シェフが次々と殺されていくのだが、そこを結び付けるのが評論家とその娘のシェフ。
      犯人当ても出来なくはないが、あまりそちらには重点を置いてない。

      むしろ別れた夫と妻が事件を通じて、いかに戻るかを描いた料理コメディなのかも。
      >> 続きを読む

      2016/08/05 by オーウェン

      「料理長殿、ご用心」のレビュー

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