２０００人の狂人

車で旅行中の男女6人が、百周年を祝う町に辿り着き、大歓迎を受けるが、その町は百年前、南北戦争で北軍に虐殺され全滅していた。

2019/10/19 by Silencer

「２０００人の狂人」のレビュー

Ｈ・Ｇ・ルイス最高！
...と思っている映画ファンの数？
（マニアック）２０００人(違)

再販タイトルは「マニアック２０００」なのですが、旧邦題「２０００人の狂人」がクールですな。
「JUNO/ジュノ」の劇中、ジュノ(エレン・ペイジ)とマーク(ジェイソン・ベイトマン)がホラー映画のカリスマについて語り合うシーン。
あんとき言及してた「血の祝祭日のＨ・Ｇ・ルイスこそ狂ってる。」っていうやりとりがあったので気になってた。
「血の祝祭日」ではないものの同監督作の「マニアック２０００」なるDVDを発見したので期待して見てみましたがｗ
下記のallcinemaの解説とは違った解釈で見てなかなか素晴らしい作品でした。
いくらなんでもアンタ町の人2000人全員であんな...って必然性を見いだせずに小バカにして鑑賞するも、なかなかどうして最後にはあんな可笑しなファンタジーだったりするモンだから脱帽しましたｗ



（～allcinema）
誕生百周年を祝うからと、車に乗った旅行者６人を無理やり泊めて歓迎する南部の小さな町。
だが、早速その晩のバーベキューには、旅行者の女性の腕がぐるぐる焚火でグリルされているという寸法。
そのバイオレンスへの転換にかなりムチャがあり、そこがＨ・Ｇ・ルイスの面目躍如たる所で、病的な恐怖を漂わせている。
実は敵さんが祝っている、否、呪っているのは“南北戦争終結百周年”なんでして、この町は百年前に北軍の大虐殺で全滅した忌しい歴史があり、とすると旅行者に罠をかけた、あの２０００人もの町民はいったい……？　
ルイスはテーマソング（三人組のマウンテン・ミュージックのグループが画面でも演奏）まで作曲するマルチ・タレントぶりを発揮。
思わず観せられてしまうヨタ映画です。 >> 続きを読む

2018/09/22 by motti

「２０００人の狂人」のレビュー

1964年によく撮れたなぁと思うべきか1964年だから撮れたんだろうなぁと思うべきか．
2000人の狂人というタイトルのわりにktgiっぷりは10人程度しか発揮してくれない．もうちょっと頑張れ．その狂人の振る舞いよりもバンジョーの音色のほうが神経を逆なでられた．トラウマレベルで嫌いになった．すげぁな．
OPのぬっこを絞めたガキだけは絶対に許さねぇ．おめぇだけはぬっこの祟りで二度と蘇らねぇからな．ザマァだぜぃ．
個人的には糠に釘・・・じゃなかった樽に釘がお気に入り．
あと2001人の狂宴よりインブレッドを嫡男にするほうがお家は繁栄すると思うのじゃが，どうであろう，御家老殿． >> 続きを読む

2018/05/28 by 叡福寺清子

「２０００人の狂人」のレビュー

2000人の亡霊が住む村に迷い込んだ若者たちが血祭りにあげられるというハーシェル・ゴードン・ルイス監督によるスプラッター映画。バラバラにしたり、BBQにしたり、針樽に詰め込んだり、岩で潰したりと殺し方はどれも残酷でバラエティ豊か。それらを陽気な村人たちが気の抜けた音楽と共に実行するのだからもうスゴイ画。好き。

2017/01/09 by 二階堂

「２０００人の狂人」のレビュー

マニア向けスプラッターホラーの先駆け的な作品です。
今から丁度５０年前の１９６４年の作品で当時としては相当にショッキングな作品だったと思います。指に腕の切断にバーベキュー・・・タル転がしに岩石落とし等メニュー？も豊富です。
ＢＧＭの陽気なバンジョーの調べと映像のギャップが良い感じですよ。
オチもなかなかでヤラレタ～感が強い作品です。　私の評価は星四つです。

2014/11/22 by チャミー

「２０００人の狂人」のレビュー