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シーズ・ソー・ラヴリー

ジャンル: ドラマ , ラブロマンス
公開: 1998/03/21
製作国: アメリカ , フランス
配給: アスミック

    シーズ・ソー・ラヴリー の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      「グロリア」「ラヴ・ストリームス」等の映画で有名なニューヨーク派のインディペンデント映画のカリスマ、ジョン・カサヴェテスが残したシナリオを、息子のニック・カサヴェテスが映画化した作品が、この「シーズ・ソー・ラヴリー」だ。

      愛し合っている事だけが取り柄の、生活力も向上心もなく、荒れた生活を送りながらも深い絆で結ばれたエディ(ショーン・ペン)とモーリーン(ロビン・ライト・ペン)の夫婦。

      妻が妊娠しているというのにエディは3日も帰ってこない。でも、お互いがこの世で唯一の存在である事を、この二人は知っている。

      しかし、ある事件をきっかけに夫は精神病院に収容されてしまう。身重の妻は、生活力も向上心も持つ男らしい男(ジョン・トラヴォルタ)と再婚し、更に二人の娘をもうけ、今は穏やかで静かな生活を過ごしている。

      やがて、10年の歳月が流れ、退院したエディはモーリーンが別の男と家庭を持っている事を知る------。

      ストーリーだけを追っていくと、別にことさら目新しくはないのですが、そこはジョン・カサヴェテス。シナリオが、とにかく素晴らしいのだ。確かに重苦しい内容ですが、全編にわたってエキセントリックに描かれているのです。

      今の夫か昔の夫か? 生活か愛か? 娘たちか男か? 等々の、選択の問題はまるで相手にしていないのです。その人間が何を求め、何を選ぶかに迷いはなく、そのためにどう動くのか? それをどう伝えるのかを描いているのです。

      どのキャラクターもおろそかにならず、それぞれが自分を全うしていて、だからこそ、人が生きると言う事は苦しいのだと言っているのです。

      自分が誰かを心の底から愛した事があるのか、この映画を観ればきっとわかるような気がします。

      尚、この映画で迫真の魂の演技を示したショーン・ペンが、1997年度の第50回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞しています。
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      2017/06/08 by dreamer

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