ＢＯＲＤＥＲ　ＬＩＮＥ

「せつない」というか「むなしい」というか。暗い映画です。

　問題のある息子と夫、家のローンに追われる主婦。
　子分を殺さなければならなかった、でも結局家族の大切さを優先する底辺ヤクザ。
　飲んだくれで叔父の会社で働くタクシードライバー。
　母が自殺し、父が蒸発した、問題のある女子高生。
　家庭と学校になじめない高校生。

　函館を舞台に、5人のドラマが交差する…。

　少年が殴られ続けるシーンがありますが、そこでこれを見始めたことを後悔しました。でもその後、なぜそのようなシーンがあったのかの説明らしきものはあったので、2です。

　別にこの映画を見て、何かを学んだとか、感動したとかも残念ながらなかったし、役者さんや映画の手法に感心したわけでもない、特別プロットが素晴らしいというわけでもない。

　見なけりゃよかった部類に入るけれど、まだ話の流れは理解できる。
　これがグランプリを含む4つの賞を取ったとは。 >> 続きを読む

2014/07/20 by kurisu

「ＢＯＲＤＥＲ　ＬＩＮＥ」のレビュー