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ワーロック

ジャンル: ドラマ , アクション , 西部劇
公開: 1959/07/01
製作国: アメリカ
配給: 20世紀フォックス

    ワーロック の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ヘンリー・フォンダは「怒りの葡萄」とか「十二人の怒れる男」などの社会劇に主演して名優ぶりを発揮していたが、西部劇の俳優としても第一級の存在だ。

      特に保安官を演じさせたら、彼の右に出る者はいないほどだ。「荒野の決闘」の野暮ったい保安官、そして「胸に輝く星」の誠実な保安官、そしてこの映画「ワーロック」のキザっぽくて傲慢な保安官というように。

      この保安官という職業に携わる三通りの人間像をスカッと演じ分けていたことだけでも、ヘンリー・フォンダは、当代随一の保安官役者と言えると思う。

      この映画「ワーロック」は、社会派のエドワード・ドミトリク監督作品だけに、相当ひねりのきいた西部劇になっている。正義感よりも悪漢の方が腕がたつ----という、西部劇では珍しい設定が用いられ、風変わりな興味を盛り上げている。

      ひと言でいえば異色作だが、それだけに決闘場面も普通の西部劇とは異なった趣向が凝らされている。そして、その決闘場面を支えているのが、ヘンリー・フォンダの風格なのだと思う。

      悪がはびこる西部の町ワーロック。やむを得ず、町の人々は協議の末、流れ者のガンマンを町の保安官として雇うことになる。相棒のビッコの賭博師を連れてワーロックに現われた雇われ保安官は、独特の方法を使い、拳銃にものをいわせて町を徹底的に粛清していく。

      黒いハット、黒いチョッキ、黒いズボン、腰にはピカピカ光る白柄の二挺拳銃----というキザなダンディ・スタイルの暴力保安官の存在は、やがて町のガンになってしまう----。

      この雇われ保安官が、三人の無頼漢たちに決闘を挑まれるところは、この映画の大きな見せ場で、保安官は抜く手も見せず、二人の無頼漢を撃ち倒す。残りの一人は少年だが、あまりにも見事な保安官のガン・プレイに威圧されて呆然としてしまう。

      だか、彼は気を取り直して、腰の拳銃に手をかけた。それを見て「オー、ビリー」と呟きながら、悲しげに頭を横にふる保安官。すると、次の瞬間、彼の非情な拳銃は傲然と火を吹き、少年は後方へはね飛ばされて即死してしまう----。

      この場面での大向こうを意識したヘンリー・フォンダの派手なガン・ブレイは、実に鮮烈なものがあり、いつまでも脳裏に甦ってくるほど素晴らしいものだった。

      そして、リチャード・ウィドマークがなる正義のカウボーイと保安官の対決がラストのヤマ場になるのだが、迫力の点では、保安官と三人の無頼漢との決闘場面にはかなわない。
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      2017/02/09 by dreamer

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