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ケープ・フィアー

Cape Fear
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ホラー , ドラマ
公開: 1991/12/21
製作国: アメリカ
配給: UIP

    ケープ・フィアー の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ロバート・デ・ニーロ扮するこの映画「ケープ・フィアー」の主人公マックス・ケイディは、デ・ニーロが過去の作品で演じたキャラクターのもつ狂気を凝縮していると思う。

      例えば「タクシー・ドライバー」での現実と内に秘めた狂気の間をさまようトラヴィス、あるいは「アンタッチャブル」でのマフィアのボス、アル・カポネがもつカリスマ的狂気。

      そういった演技を観ていれば、確信犯となり弁護士一家にまとわりつく異常者を、デ・ニーロが演じていると聞けば、期待が高まるのは無理のないことだ。

      舞台は、アメリカの田舎町、弁護士のサム・ボーデン(ニック・ノルティ)は前途安泰、そろそろ老後の準備をなどと考えていて、適当に浮気も楽しんでいる。

      女房のレイ(ジェシカ・ラング)は、グラフィック・デザイナー。家で仕事をし、犬とともに1日を過ごす。
      娘のダニエル(ジュリエット・ルイス)は15歳。マリファナを吸って停学になったりするが、ある歳になれば、まともになってしまうような演劇少女。

      それぞれが適当に弱みを持つ典型的な中流家庭。
      ここに、デ・ニーロ扮するマックス・ケイディが現われる。
      彼は14年前ボーデンが弁護を担当した男なのだが、ボーデンはマックスのあまりの凶暴さにあきれ、強姦された少女の淫乱さを証拠づける書類を提出せず、彼を刑務所送りにした経緯がある。

      マックスは、一家の弱みにつけ込む。女房の飼っている犬を毒殺する。
      ボーデンの浮気相手を暴行する。
      そして、娘を演劇の講師だと偽って学校の講堂に連れ出し淫行するなど、やりたい放題だ。

      もちろん、ボーデンも黙っていない。
      警察が役に立たないと知ると、私立探偵を雇ってマックスを袋叩きにするのだが、逆手をとられ弁護士の免許を剥奪されそうになる。

      怒り心頭に発したボーデンは、マックスを家に呼び寄せ、不法侵入を理由に殺そうとするのだが-------。

      この作品は、当然のことながら、グレゴリー・ペック、ロバート・ミッチャムが出演した「恐怖の岬」のリメイクで、この二人はスコセッシ監督がオマージュを捧げる意味で、この作品に出演させていましたね。

      この映画の見どころは、デ・ニーロそのものにあると思う。
      ストーリーは、よく練られているし、他の出演陣の役作りもうまいと思う。
      ただ、いつものスコセッシ監督特有の先の読めないストーリー展開には、ほど遠い気がしないでもない。

      また、マックスの復讐の根拠が、刑務所で養った宗教的な道徳からくるものなのか、「俺の人生を帰せ」的なものなのか、いまいち理解に苦しむところもある。
      ということで、この映画の魅力は、どうしてもデ・ニーロの演技に集約されることになる。

      映画館で葉巻をくゆらせ高笑いするシーンや、弁護士の浮気相手に加える凶暴性は、「アンタッチャブル」での笑いながら、いきなりバットで子分を叩き殺すエキセントリックな狂気を想起させる。

      また、家政婦に化けて家の中に侵入したり、逃げ出した一家の乗る車の下に貼り付く彼は「タクシー・ドライバー」のトラヴィスの粘着質の狂気を感じさせる。

      デ・ニーロの画面への出演自体が恐怖の核となる。
      そして、笑顔でまとわりつく、うるさいハエ以下の存在が、急激に成長するエイリアンのようになって、弁護士一家を恐怖のどん底に叩き落とすのだ。

      また、やり場のない感情が中流家庭に噴出するという設定は、非常に現実的であり、激しい感情が見えにくい現代において、「恐怖や狂気」のあり方を考えさせてくれる作品でもあると思う。
      >> 続きを読む

      2018/06/10 by dreamer

      「ケープ・フィアー」のレビュー

    • 4.0

      感想川柳「絶対に 関わりたくない ストーカー」

      TVでやってたので観てみました。φ(..)

      レイプの罪で服役していたマックスは出所後、自分の弁護を怠ったとしてボーデン弁護士への復讐を誓う…というお話。

      最初はデ・ニーロが復讐する感じなのかと思ってたら、結局悪いやつじゃん!((((;゜Д゜)))弁護士も不倫してたりろくでもない雰囲気だったから、どっちに感情移入したらいいもんかモヤモヤしてました。(^^;

      でも実際こんな奴に追われたらおかしくなりそう(´д`|||)あの強さで狡猾でいやらしいねちっこさ(;゜∀゜)あの変装には「オイっ!」(゜〇゜;)とツッコミそうになりましたが、ストーカーの元祖みたいなもんですね。

      あのムキムキの身体はヤバいですね。(*_*)自分が知ってる好好爺としたデ・ニーロじゃなかった。
      >> 続きを読む

      2017/06/11 by Jinyuuto

      「ケープ・フィアー」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ

      まったくなんつー怖さだ。
      体には刺青だらけで、腕っぷしも半端ない。おまけにレイプ容疑で刑務所に入れられ、反省はまるでなし。

      そんなサイコな男が弁護士への恨みを晴らすため彼とその家族を付け狙っていく。

      ただいかれただけではなく恐ろしく知的で冷静。
      登場時から危うい雰囲気を持っており、デ・ニーロの危険な部分がいかんなく発揮されている。

      逆に追われるニック・ノルティも別の意味で壊れていくが(笑)
      恨みが目的なのだが、意外と娘のジュリエット・ルイスにフォーカスが当たっている。
      特にデ・ニーロとの情事に発展しそうな危うい状態は見物だ。

      スコセッシの編集も小気味よく、狂気が広がっていくのがよく分かる。
      しかしデ・ニーロみたいなのに追われたらたまったもんじゃないな(笑)
      >> 続きを読む

      2017/06/08 by オーウェン

      「ケープ・フィアー」のレビュー

    • 4.0

      やっぱり狂気のデ・ニーロがいい!隠れた秀作ホラーだと思う

      2016/05/15 by kaiteru

      「ケープ・フィアー」のレビュー

    • 2.0

      すごい!ここまで見事な逆恨みを久しぶりにみました。
      そしてこういう「サイコな人に狙われて怖いよ」的な話では
      幸せ家族が落ちていく様みたいなのを味わえるんですが
      のっけから家族が幸せそうじゃないというなんとも
      主人公側にも犯人側にも感情移入しにくい展開。

      ただ終盤の海洋サスペンス的な大乱闘は見ごたえありました。 >> 続きを読む

      2015/09/26 by chimokko

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