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グレイストーク 類人猿の王者 ターザンの伝説

Greystoke: The Legend of Tarzan, Lord of the Apes
ジャンル: ドラマ , アクション , アドベンチャー
公開: 1984/07/14
製作国: イギリス
配給: ワーナー・ブラザース

    グレイストーク 類人猿の王者 ターザンの伝説 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      ジョニー・ワイズミュラーのものを代表作とするハリウッド製ターザン映画は、ジャングルの王者ターザンという絵空事に徹して、リアリズム関係なしの少年の夢を、おおらかに繰り広げて見せてくれたものです。

      だが、エドガー・ライス・バロウズの大ベストセラーの「類猿人ターザン」を、忠実に映画化したこの作品は、格調高いリアリズムで本当らしく見せることに懸命です。

      ターザンを単に英雄にした従来の作品とは異なり、シリアスな人間ドラマというアプローチを、「炎のランナー」の俊英ヒュー・ハドソン監督は試みています。

      名門グレイストーク家の子ながら、アフリカで猿に育てられたターザンは、やがて猿の世界の王、密林の王者となっていきます。

      そして、ターザンは人間と出会い、親しみを感じ、「言葉」を覚え、グレイストーク家へ帰ることになり、人間世界へと復帰していきます。しかし、その中で文明や社会の規律と本能の間で苦悩するターザン。

      だが、自分を育ててくれた父親が射殺され、ここは自分の住む世界ではないと気づいたターザンは、愛する者に背を向け、密林へと帰っていくのです------。

      この映画を観終えて感じたことは、リアルに描かれているので、だまされてしまうのですが、動物の世界で育ったターザンが、言葉をあんなに簡単に覚えたり、人間の慣習を身につけていくことは無理です。

      やはりこれは、ターザンの伝説なのです。本当らしく見せかけた嘘なのです。本当(真実)と嘘(ロマン)の断層に浮かびあがるものに狙いがあるのだと思います。

      それは、大博物館のオープニングの日に起った事件によって、鮮烈に描かれます。たくさんの種類の動物が、館内に展示されています。そこでターザンは、一匹の老猿(実は育ての親の父猿)を剥製にされる運命から救います。

      そして、ラストは大自然の中に溶け込むように消えるターザンの姿です。かくしてターザン伝説は、人間の"知の驕り"への痛烈なしっぺ返しとなるのです。
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      2017/10/23 by dreamer

      「グレイストーク 類人猿の王者 ターザンの伝説」のレビュー

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