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ナイル殺人事件

Death on the Nile
ジャンル: ミステリー・サスペンス
公開: 1978/12/09
製作国: アメリカ
配給: 東宝東和

    ナイル殺人事件 の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 3.0

      つい最近、ケネス・ブラナー版の「オリエント急行殺人事件」をみたが、作中にこの作品が次に作られるようなセリフがあり、映画化されていたので見てみようと思ったのが鑑賞動機。殺人事件の謎を解くポアロ探偵の推理がどうなのかというのが作品のキモ。普段こういう映画を見ると事件のトリックの細かい部分はあまり気にしない(考えてみても当たらないのが理由)で見るが、この事件は意外に単純で分かりやすく、「えっ?」と思う人が犯人で驚いた。こうなるとアガサ・クリスティーの原作も読みたくなる。まあ時間を作って読もうと思う。

      2017/12/26 by おにけん

      「ナイル殺人事件」のレビュー

    • 3.0

      オリエント急行~に続いてオールスターのキャストで送る、アガサ・クリスティの映画化作品。

      前半は豪華客船に乗り合わせる客がそろい、エジプトのスフィンクスやピラミッドなどを眺められる観光旅行の趣がある。
      後半から一転して船内で殺人が起こり、ポワロによる推理が始まる。

      トリックとしてはさほど捻るものではないが、船内に乗り合わせた乗客すべてが被害者に恨みないし動機を持ち合わせているという状態。
      よって犯人当てが一番の見所になるだろう。

      往年の女優であるベティ・デイビスだとか、若かりしマギー・スミスやミア・ファローなど、女優陣がとにかく印象に残る。
      ポワロがピーター・ユスティノフというのはフィニー版を見ているだけに微妙な感覚が残る。

      とはいえ謎解きはしっかり納得がいくので楽しめる。
      >> 続きを読む

      2017/04/16 by オーウェン

      「ナイル殺人事件」のレビュー

    • 先日、原作を読みました。

      読んでいても映像が浮かんで来るような作品でしたので、映画版も是非観てみたいと思いました。 >> 続きを読む

      2017/04/17 by ice

    • 役者が豪華ですよね。オリビア・ハッセーが端役ですからね~。
      ピーター・ユスティノフのポワロはご愛嬌って感じですね。
      ユーモアはあって悪くないですが、彼は小男のベルギー人にはまったくまったく見えないですね。
      今となってはポワロはデヴィッド・スーシェしかいない。というのがポワロファンの統一見解になっています。チャンスがあったらDVDのTV版の名探偵ポワロも見てみてください。原題と同じ「ナイルに死す」です。エンディングが別バージョンなんですよ。
      >> 続きを読む

      2017/04/17 by 月うさぎ

    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ナイル殺人事件」は、アガサ・クリスティー原作の「ナイルに死す」の映画化作品で、クリスティーの原作にほぼ忠実に映画化されていて、ラストでのドンデン返しがお楽しみなのだから、読んだ後では種も仕掛けもわかっている手品を見せられるのと同じことになるので、絶対に読む前に、先に映画を観ることをお勧めしたいと思う。

      私は、このクリスティー原作の「ナイルに死す」は、長過ぎる上に矛盾があって、彼女のミステリーの中ではそれほど好きな作品ではありません。彼女自身も、恐らく出来栄えに多少不満があったらしく、戯曲に書き直しているくらいで、ただメロドラマとしてみた場合は、それなりに面白いと思う。

      そして、この映画化作品は、「探偵スルース」の劇作家で、ヒッチコック監督の「フレンジー」の脚色もしているアンソニー・シェーファーが、わかりやすく、ていねいな脚本に仕立てて、出演俳優たちに思う存分にお芝居をさせているので、実に見応えのある作品になっていると思う。

      大富豪の相続する権利を持つ娘を、それぞれ違う理由から狙っている人物たちを紹介してから、メインの舞台となるエジプトへ移るサスペンスの醸成がまずうまい。

      大富豪の娘ロイス・チャイルズが、友人のミア・ファローの恋人、サイモン・マッコーキンデルを横取りして結婚、エジプト旅行に出かける。嫌がらせをしに追いかけるミア・ファローを初め、ロイス・チャイルズに恨みや感心がある人物が、アスワンのホテルに集まるまでの導入部は、脚色のお手本とも言えるほどのうまさが光っている。

      売り出し当時の役柄に戻って、軽妙にワトスン役を務めるデイヴィッド・ニーヴンが、ぶよぶよに太ったアンジェラ・ランズベリーの官能小説作家に、情熱的なタンゴで悩まされる笑いの場面から、ミア・ファローの登場でみんなが静まりかえるところなど、俳優たちも気持ちよさそうに演技をしているのがわかって、実に面白い。

      ピラミッドの上でフラれた元の恋人が出現する場面のショック演出と女性の執念の物語と見せかける展開。ラストの絵解きはもちろんのこと、途中のエルキュール・ポワロの仮説も画面に出して見せ、わかりやすく興味を盛り上げる手法もシナリオのうまさも手伝って、ジョン・ギラーミン監督の演出もなかなかうまい。

      ワジ・ハルファまでナイル川を逆のぼる遊覧船、カルナーク号に一行が乗り込むと、船室でロイス・チャイルズが殺され、更に二つの殺人が起こって、さて犯人は? ということになるのだが、ちょっと理詰めに考えれば、この犯人はすぐにわかる。だが、それよりも解決に達するまでの芝居に、色々と工夫が施してあって面白い。

      宝石に目のない未亡人のベティ・デイヴィスを初め、ミア・ファローまで、かなり演劇的とも言えるオーバーアクトなのだが、それが生きるようなシナリオなのだ。

      そして、圧巻はポワロを演じているピーター・ユスティノフで、私は個人的には「オリエント急行殺人事件」でポワロを絶妙に演じた、アルバート・フィニーの方が私が大好きな俳優ということもあり、断然好きなのだけれども、ユスティノフも大柄なポワロということで、原作のイメージとは違うが、それも気にならないくらいに、緩急自在にポワロを演じていて、アスワンの市場で、彼がミア・ファローに意見して「心に邪悪を入れてはいけない。棲みついてしまいますよ」と言うと、「愛が棲めないのなら、邪悪を代わりに棲まわせるわ」とミア・ファロウが答えるあたりのやりとりを見ていると、いよ!千両役者! ----と声を掛けたくなるほどの素晴らしさだ。

      とにかくこの映画は、1930年代の風俗とエジプトの風景の魅力。「オリエント急行殺人事件」のような超豪華な有名スターの夢の競演という派手さはないものの、それでもミア・ファロー、デイヴィッド・ニーヴン以下のスターの使い方、その全てが鮮やかで、ミステリーの楽しさを満喫させてくれた作品だと思う。
      >> 続きを読む

      2017/02/23 by dreamer

      「ナイル殺人事件」のレビュー

    • 3.0

      みんなが犯人の可能性がある中でズバッと犯人を言い当てちゃうポアロって本当にすごいっ。実際にお金持ちはこの映画のようなエジプト旅行をしてたのかな。そして今も召使いを連れて旅行している人っているのかな。

      2016/11/27 by seablue

      「ナイル殺人事件」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ

      アガサ・クリスティーの映画化第2弾(原作『ナイルに死す』)

      ハネムーンにエジプト旅行へ出かけた夫婦にストーカーのように付きまとう夫の元カノ。
      その女はもともと大富豪の女性の友人…つまり親友の彼を奪った結婚だった。
      そしてナイル河クルーズの観光船の中、惨劇が起きた。

      クリスティの作品中、もっとも映画化にふさわしい作品。
      ということで、今も愛されている映画です。

      映画ならではのメリット。
      豪華客船カルナーク号に乗ってエジプト周遊の旅をしている気分が味わえます。
      実写にはつきものの、登場人物のカットとキャラクター設定の変更などがありますが、
      これにより原作の複雑な人間ドラマが超簡略化され把握しやすくなっています。
      (それでも普通のミステリーよりも複雑に感じられるかもしれませんが)

      映画版のリネットは、美しいけれど傲慢な大富豪で、狙われても当然な女として描かれていました。
      そしてジャッキーは気がふれたような、切迫した雰囲気のいかにもアブナイ女。
      船の乗船客が全員リネットに対する恨みや羨望や嫌悪を持っているという設定も原作と違います。
      登場人物が減った分、全員に犯人の可能性を持たせたのです。

      これによって人間的な深みはなくなって、登場人物の誰かに感情移入するのにも
      少々無理が出てくるのですよね。
      やはり原作の持つ、割り切れなさとか、クリスティが訴えたかった本当の部分は、
      小説を読んでいただくよりも他にないと思います。

      この映画で映像を心に刻み、「ナイルに死す」を読んでみてください。
      美しく、狂おしいクリスティ自身が推す力作です。

      トリックは大したことはありませんがメロドラマとして、原作ははるかに重く切ないです。
      そして登場人物に格段に厚みがあります。
      例えば私はリネットは嫌いではありません。
      ただ金持ちすぎただけ、そして想像力が欠けていただけで。

      これ以上は申し上げられませんが、殺人の動機となる犯人の性質が原作と映画とでは
      全く異なる描き方をされている。とだけは申し上げておきます。

      映画では謎解きや合理性よりも、映像の見事さ、ロケやセットの豪華さ。
      なによりも魅力的な『キャスト』を楽しむべきなのかもと思います。

      ピーター・ユスチノフ (男優) エルキュール・ポアロ
      ベティ・デイヴィス(女優) ヴァン・スカイラー夫人
      マギー・スミス(女優)     バウアーズ
      ミア・ファロー(女優)     ジャクリーン
      アンジェラ・ランズベリー(女優) サロメ・オッタボーン
      ジョージ・ケネディ(男優) アンドリュー・ペニントン
      オリヴィア・ハッセー(女優) ロザリー・オッタボーン
      デヴィッド・ニーヴン (男優) レイス大佐
      ジョン・フィンチ (男優)     ファーガソン
      ジャック・ウォーデン(男優) ベスナー医師
      ロイス・チャイルズ(女優) リネット・リッジウェイ・ドイル
      サイモン・マッコーキンデル(男優) サイモン・ドイル
      ジェーン・バーキン(女優) ルイーズ・ブルジェ

      次回作「地中海殺人事件」でマギー・スミスはもホテルのオーナーで再出演。
      ジェーン・バーキンもメイドから奥様役に格上げです。
      アンジェラ・ランズベリーは後にクリスティの別の人気シリーズ、ミス・マープルの役を演じます。
      そんな点も興味深いです。

      ただし、ピーター・ユスチノフはポアロにしては巨漢すぎます。
      まず、見かけが全然違います。上品さも感じられないし、人並み外れて几帳面にも見えません。
      なんか金満家で冒険家みたいな。実業家みたいな。
      ポアロファンとしては、がっかりなのだ。(T_T)

      ポアロが疑い問い詰めるたびに“想像上の犯行映像”が流れるのもしつこすぎ。
      あと、毒蛇がポアロの部屋に放たれるなんて設定は原作にはありませんから!
      それ、変でしょう?誰がやるの?蛇なんかどうやって仕入れるの?

      あと、本当に最後の最後の結論が微妙に違うのですよね。

      この映画で映像を心に刻んでから原作「ナイルに死す」を読んでみてください。
      なかなかに美しく、狂おしい作品なのです。
      ミステリーとしては、犯人がネタバレしては興味がそがれるでしょうが、
      メロドラマとしては原作は映画よりもはるかに重く切ないです。
      登場人物に格段に厚みがあります。
      私はリネットは嫌いではなかったのです。ただ想像力が欠けていただけで。
      クリスティ自身お気に入りの力作です。
      >> 続きを読む

      2014/03/14 by 月うさぎ

      「ナイル殺人事件」のレビュー

    • Sophieさん
      エジプトへはお金と暇があれば行けるかもしれませんが、
      作品世界へはいけませんよね。
      「映画の中の世界」
      まさにそれなんです。
      映画では時代も距離も飛び越えて、物語の世界を実現し感じさせてくれるところが魅力ですね。
      ああ、この頃はピラミッドにも上れたんだよなあ。
      なんて羨ましく思ったりね。
      >> 続きを読む

      2014/03/16 by 月うさぎ

    • Shimadaさん
      ですね。実際にロケ地めぐりの旅っていうのもありますしね。
      こういう旅を描くミステリーはクリスティが最初だと思います。
      舞台が外国っていうのはありますが、観光が描かれているミステリーって当時は珍しかったと思います。
      そもそも旅行自体がそれほど庶民の娯楽ではなかった訳で、
      一方ミステリーは上流階級の娯楽ではなかったはずなので。
      それと、クリスティが描かなければ、オリエント急行はもう姿を消していたでしょう。
      >> 続きを読む

      2014/03/16 by 月うさぎ

    ナイル殺人事件
    ナイルサツジンジケン

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