こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

マージン・コール

Margin Call
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ドラマ
製作国: アメリカ
配給: ツイン

    マージン・コール の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全6件
    • 5.0 ハラハラ

      リーマンショックにより、次々と大量解雇される従業員。
      なんとか解雇を免れた若い社員が、退去通告をうけた上司からUSBデータを渡される。
      それは会社全体が潰れるほどの危機的状況を知らせる内容だった。
      前から観たいと思っていた作品です。
      でも金融業界の話なんで、多分ついていけないだろうなと思い、なかなか手が出ませんでした。
      感想。もっと早く観ればよかったと思うぐらい面白かったです。
      所々専門用語が出てきますけど、十分わかりやすく作られていました。
      全編張りつめられた緊迫感がたまりません。
      主要キャストが揃った会議シーンでの緊張感はヤバかったです。
      リーマンショックを描いた作品としては、去年観た「マネーショート」もよかったですが、
      予備知識なく観ても楽しめた本作が個人的には好きです。
      >> 続きを読む

      2017/10/12 by yulian

      「マージン・コール」のレビュー

    • 5.0 ハラハラ クール

      この映画「マージン・コール」は、2008年9月15日に起きた世界的な金融バブル崩壊「リーマン・ショック」を題材にした緊迫のドラマだ。

      2008年9月14日の夜更け。ウォール街の投資銀行に勤めるピーターは残業のさなか、解雇されたリスク・マネジメント担当者のエリックが残したUSBメモリーに、壊滅的な金融破綻を示唆する証拠を見つける。

      そのニュースは、即座に上層部に伝わった。夜中であるにもかかわらず緊急会議が開かれ、急遽、対策が練られることになる。しかし、金融システムのデータの中では爆発的な損失が生じており、もはや手の施しようがなかった。

      経営最高責任者のジョンは、市場の混乱と大恐慌が起きる前の早朝に、扱う金融商品を全て売り払うように指示する。ところが、ベテラン・トレーダーのサムは、すでに価値がなくなった不良債権を売ることは道義に反すると異を唱えるのだった。会議は益々、混迷を深めていくのだった-------。

      マンハッタンの夜景を見下ろす超高層ビルの会議室。そこで交錯する人間模様もさまざまだ。儲けのためには人間的な感情は全て捨てろと命じる非情なトップ。事前の警告を無視され、寂寞とした思いの女性幹部。破綻の責任を押し付け合う管理職たち。日本円にして年間2億円を超える給与をもらう若手社員たち。

      しかし、2億円もの給与を何に使うのか? 登場人物の一人はこう、うそぶく。「女や酒に破格の金を浪費し、高級ブランドを買いまくり、超高級車に乗って、2億円なんて使い方さえわかれば、すぐになくなるさ」と。更に、彼はこんな不満をぶちまける。「自分たちは景気が良いと感謝され、事態が急変すると批判される」と。

      この映画の物語の中では、マサチューセッツ工科大学大学院を出た原子物理学者や、橋の設計が専門の技術者などの、そもそも金融が専門ではない人間たちが、複雑な数式や計算を駆使することで、会社の経営者や往年の証券マンすら理解できない、極めて複雑なシステムが作られていたことも告発される。

      因みに、タイトルの「マージン・コール」とは、FX取引などにおいて、相場の変動によって生じる"保証金の損失"を伝える警告のことだ。この謎めいたタイトルに隠された意味を解くのも、この映画の見どころのひとつだろうと思う。

      この映画には派手なシーンは一切ない。ほとんどが室内の会話劇だ。しかし、演じる俳優がケヴィン・スペイシー、デミ・ムーア、ジェレミー・アイアンズ、スタンリー・トゥッチといったベテランの演技派をはじめ、ポール・ベタニー、サイモン・ベーカー、ザカリー・クイントといった旬の俳優たちなので、豪華な大作を観ているような気分になってくる。

      そして、彼らの抑制された演技がいっそうの不気味さを醸し出しているように思う。練り込まれた脚本と優れた俳優がいれば、超低予算でも傑作は生まれるのだと思う。
      >> 続きを読む

      2017/09/03 by dreamer

      「マージン・コール」のレビュー

    • 4.0

      証券会社(リーマン・ブラザーズ)をモデルにした映画。金融業界厳しすぎワロタってなりました。重大なリスクが発覚した一夜を、様々な視点から淡々と描きます。俳優たちのスーツ姿に見惚れるという楽しみ方もありますね。皆かっこいい。

      2015/10/22 by コゲンキ

      「マージン・コール」のレビュー

    • > 俳優たちのスーツ姿に見惚れるという楽しみ方もありますね。皆かっこいい。

      昨日、初めてイージーオーダーってヤツに挑戦してみました。

      しっかり採寸とかされたことが無かったので、何だか照れくさかったです...(笑)
      >> 続きを読む

      2015/10/23 by ice

    • 4.0 ハラハラ クール

      いきなりニューヨーク市マンハッタンのウオール街の投資銀行で大量の社員のリストラが行われる所から始まる作品です。
      2007年に起きたリーマン・ブラザーズの破綻!!その影響で世界金融危機いわゆるリーマン・ショックがもたらされた。
      この作品はこの事件をモデルにしてMBS(不動産担保証券)売買に係った社員たちの24時間の人間模様を描いています。
      勝ち組と負け組非情な投資ビジネスの世界がリアルで怖い感じがしました。俳優陣も豪華で見ごたえがあった作品です。
      私の作品評価は星四つです。

      2015/05/05 by チャミー

      「マージン・コール」のレビュー

    • 4.0

      「マージン・コールとは」と、Googleで検索し用語解説を読んでみたが、結局よく分からなかった。
      したがって、この映画が描き出す金融世界の専門的な表現の部分は、観終わった今も殆ど理解出来ていない。ただし、この映画が描く物語構造自体は何となく理解出来たつもり……。

      つまるところ、とてもつもない貯水量を誇るダムの管理会社が、ダムそのものの設計ミスに気づき、自社の損害を最小限に抑えるために下流の住民に警告せずに、わざとダムを決壊させた。
      と、まあそんなところなんだろう(違う?)。

      勉強不足により細かい部分の理解が伴っていないのは我ながら情けない限りだが、それでもこの作品が非常に面白い映画であることは、否応無しに理解出来た。
      今なおその余波が吹き荒れる世界的金融危機の引き金となった“リーマン・ショック”の「前夜」を、架空の投資銀行を舞台に生々しく描きとった紛れもない傑作だと思う。

      まさに「人的災害」の発生を目の前にした当事者たちの、綺麗事の無い“そのまま”の人間描写が秀逸。
      ある者は未曾有の危機に戦慄し、ある者は良識を掲げ、ある者は会社と己の保身に走り、ある者は他人事のようにあざけ笑い、ある者は達観するように社会の仕組みを断ずる。

      興味深かったのは、結局すべての登場人物が、カネに縛られ、最終的にその呪縛から誰も逃れきれなかったことだ。
      それこそがまさに、今の社会に生きる人間の否定できない姿だと思った。

      すべては拝金主義に走った人間の業などと否定すれば、いかにももっともらしく聞こえるけれど、もはや世界はそんな道徳的な「言葉」だけでは何の救いにもならない状態にまで陥っているように思えてならない。
      長く果てしない世界的な金融危機により、世界中の末端に至るまで無数の悲劇が生まれた。しかし、もっとも根幹に居た当事者たちは、結局のうのうと生きている。それが現実である。

      この映画は、「誰が何をどうしたから悪かった」などという局所的な非難を描いていない。
      危機を起こしたすべての原因は、今の世界そのものに蔓延し至る所に巣食っているという「現実」
      を雄弁に語っていると思う。

      映画のラストで、ジェレミー・アイアンズ演じる独善的なCEOが、いけしゃあしゃあと社屋の上層階で食事をしながら、会社の行為を批判するケビン・スペイシーに対して、自らの正当性と社会の仕組みを静かに諭す。
      それはあまりに傲慢で認める訳にはいかない利己的な発言であるが、この歪んだ社会の中では真理であり、それがこの映画の登場人物のみならず、現実の世界中の人々の行動原理になってしまっている。

      その現実こそが、具体的な金融危機以上に圧倒的な恐怖なのだと思った。
      >> 続きを読む

      2014/08/04 by tkl

      「マージン・コール」のレビュー

    もっとみる

    マージン・コール
    マージンコール

    映画 「マージン・コール」 | 映画ログ

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    最近チェックした映画