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荒野の決闘

ジャンル: 外国映画 , ドラマ , SF , アクション , 西部劇
公開: 1947/08/30
製作国: アメリカ

    荒野の決闘 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 3.0 切ない ハラハラ

      殺された弟の復讐の為に保安官に復職した男と、病の為に愛する女を捨てて町にやってきた男の話。最初はアル中生活を送っていた病を抱える男が、撃たれた女(捨てた女とは別)を助ける為、医者に復職するが、彼女は亡くなる。彼女の復讐を決めた以降の彼は、前の生活が嘘の様に、生きる気力を取り戻す。保安官たちと組んで、相手と対決するが、相手も彼も共倒れ。西部劇では珍しいメロドラマである。

      2018/09/14 by kinako

      「荒野の決闘」のレビュー

    • 5.0 切ない ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画史に残る不朽の名作「荒野の決闘」は、保安官ワイアット・アープ兄弟と無法者クラントン一家の、宿命的な対決を描いた作品だ。

      ジョン・フォード監督は、格調高い演出で"詩情の漂う人間ドラマ"を作り上げていると思う。この作品は、「駅馬車」「シェーン」と並び称される西部劇の傑作中の傑作で、アメリカ映画の大きな誇りであり、財産だと思う。

      同じ題材を映画化したジョン・スタージェス監督の「OK牧場の決闘」が、講談調の興趣を盛り上げていたのに対し、ジョン・フォード監督は、事件を背景に流して、もっぱら人間関係に描写を傾け、主人公ワイアット・アープとドク・ホリデイの人間性を追求していると思う。

      鼻の下に野暮ったい髭をはやしたヘンリー・フォンダのワイアット・アープは、今まで数多くの西部劇に登場した人物の中でも、最も素敵で最も魅力的な人間像になっていると思う。

      そして、クライマックスのOK牧場での決闘場面は、凄絶感を漲らせた描き方が、実に見事だ。「OK牧場の決闘」が拳銃、ライフル、ショット・ガンを使い、長時間にわたって派手な乱戦を展開していたのに対し、この「荒野の決闘」では、わずか3~4分で戦闘は終了する。

      その短い時間の中で描き出される死闘は、極めて凄絶だ。

      ワイアット・アープ派もクラントン一家も、いずれもひとかどの拳銃使いが揃っている。発砲したら、相手を仕留めずにはおかないといった連中ばかりである。

      だから、やたらとドンドンパチパチと撃ったりはしない。あくまでも、一発必殺を狙って撃つのだ。そういう緊迫感が、リアリズムに徹した手法で描き出されており、右往左往する牛の群れに妨げられて、思うように発砲出来ないという焦燥感も、うまく描いていたと思う。

      特に優れているのは、柵から飛び出してライフルを撃ちまくるアイク・クラントンの前を、一台の馬車が砂煙をあげて疾走して行く場面だ。

      ライフルを撃ちまくったアイクは、やがて、一弾を浴びて崩れるように倒れていく。その時、視界を遮っていた砂煙が薄らぎ、向こう側に拳銃を握って仁王立ちに立っているワイアット・アープの姿が、くっきりと浮かび上がってくる。

      このあたりの斬新で鋭い描写は、ジョン・フォード演出の真髄とでも言えると思う。

      こうして、クラントン一家を倒したワイアット・アープは、片思いの女性クレメンタインに別れを告げて、故郷へ帰って行く。白く長い道を遠ざかるワイアット・アープ。その姿をいつまでも見送るクレメンタイン----。

      その画面に流れる、"いとしのクレメンタイン"のメロディ。ほのかな感傷とわびしい情感のにじむラストシーンこそ、名匠ジョン・フォード監督が高らかに謳い上げた、"荒野の詩"であると思う。
      >> 続きを読む

      2016/12/15 by dreamer

      「荒野の決闘」のレビュー

    荒野の決闘


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