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世にも怪奇な物語

Histoires Extraordinaires
ジャンル: ホラー , ドラマ , SF , ファンタジー
公開: 1969/07/12
製作国: フランス
配給: ヘラルド

    世にも怪奇な物語 の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      オムニバス映画といえば、真っ先に頭に浮かんでくる映画「世にも怪奇な物語」。
      タイトルがそそりますし、傑作であると思っていました。

      今回あらためて観直して納得しました。
      ストーリーが面白いというよりは、映像や雰囲気がとても素晴らしいんですね。

      エドガー・アラン・ポーの原作をロジェ・ヴァデイム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニという名監督が、それぞれ映像化しています。
      122分の間に3本の映画を観ることができて、とても得した気分になれます。

      第1話「黒馬の哭く館」は、ロジェ・ヴァデイム監督、主演は当時、ヴァディム監督の妻であったジェーン・フォンダ、共演に実弟のピーター・フォンダというゴージャスさです。

      いつの時代で、どこの国かわかりませんが、お城が出てくるコスプレものです。
      それにしても、姉のジェーン・ファンダは、若い頃から晩年まで確執のあった父親のヘンリー・フォンダにそっくりです。
      弟のピーター・フォンダは、「イージー・ライダー」でブレイクする前ですので、まだまだ初々しくて若いですね。

      ジェーンは、性格の悪い館の主で、貴族の令嬢を演じていますが、とても憎たらしいキャラなのに美女なので、さほど気になりません。

      第2話「影を殺した男」は、ルイ・マル監督、主演はアラン・ドロン。
      まさに20世紀を代表する世紀の二枚目俳優アラン・ドロン。
      まさに水もしたたるいい男です。

      自分と全く同じ名前の人物が現われ、自分の行動を諫めようとする。
      とうとう彼は、もうひとりの自分を殺してしまうという物語です。

      アラン・ドロンという俳優は、若い頃はルネ・クレマンやルキノ・ヴィスコンティ、ミケランジェロ・アントニオーニといった世界的な巨匠と言われる映画監督の作品に、意識して出演していて、今回のルイ・マル監督のようなヌーヴェル・バーグの映画監督たちとは一定の距離を置いていたため、この作品は、そういう意味からも本当に貴重な作品になっていると思います。

      そして、尚且つアラン・ドロンが、ホラー映画に出演しているのを観るのもとても新鮮でした。
      まあ、ホラーと言ってもホラー度はかなり低いのですが。

      第3話「悪魔の首飾り」は、フェデリコ・フェリーニ監督、主演は「コレクター」に出演してエキセントリックな個性が光っていたテレンス・スタンプ。

      この第3話が、評判が一番いいようですね。
      ストーリー性はあまりなく、映像の力でグイグイ引き付けるタイプの映画です。

      主人公が、アル中で朦朧としているので、映像自体もシュールで意味不明なところが多々あります。
      そして、迫力のある怖いラストシーンは、一見の価値があると思います。

      3話とも、ストーリーそのものは、シンプルなのですが、それぞれの演出が卓越しているので、本当に見応えがあります。
      アラン・ドロンが大好きなせいか、私は彼が出演している第2話に一番心惹かれました。

      オムニバス映画は、あまり観るチャンスがないので、今回再び観れてとても良かったと思います。
      この映画のように、不思議でファンタジックで、それでいて怖いストーリーというのは、いつの世にも作りたい、観たいという欲求があるようにも思います。

      日本のTVのかの「世にも奇妙な物語」も、この傾向をモロに受け継いでいると思います。
      ホラー映画が苦手だと言う人も大丈夫な映画で、ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニ監督のファンの人ならば一見の価値ありの映画だと思います。
      >> 続きを読む

      2021/09/10 by dreamer

      「世にも怪奇な物語」のレビュー

    • 3.0

      世にも奇妙な物語に形式として似ているが、寄せたのはあちらで、こちらはホラー風味の3話。

      1話目は淡々と見ていたが、2話目のアラン・ドロンが演じるキャラが、ドッペルゲンガーに苦しむという妄想は中々。
      アンダーグラウンドのような世界観から、もう1人の自分と対峙するという関係性。

      そして3話目はアルコール中毒でかつての栄光に身を浸してしまう男。
      フェラーリを乗り回したはかない末路を描く。

      基本的に全部バッドエンドだが、こういうホラー話はこれでいい。
      >> 続きを読む

      2020/08/17 by オーウェン

      「世にも怪奇な物語」のレビュー

    • 3.0

      エドガー・アラン・ポーの原作を、ヨーロッパの監督3人が映像化したオムニバス・ホラー。
      全員名匠+豪華キャストで幻想的なホラーが楽しめる。
      ぶっちゃけこの辺の監督の映画は苦手なんだけど、ホラーとなると話は変わってくる(笑)
      サディズム的な話やドッペルゲンガー的な話など、バラエティに富んでいて面白いね。
      名匠と言われている人たちが、「何かたまにはホラーでも撮ってみるかなー」なんて軽い気持ちで参加していないことは事実だ。
      タイトルが示すように、アレの元ネタだねー。

      2016/11/04 by ungetum

      「世にも怪奇な物語」のレビュー

    • > タイトルが示すように、アレの元ネタだねー。

      アレに元ネタが有ることを知りませんでした... >> 続きを読む

      2016/11/04 by ice

    • 私もタイトルだけは知っていたのですが、内容が内容なので間違いないかと(笑)

      2016/11/04 by ungetum

    • 3.0

      不思議な3つの話で構成されたオムニバス映画。3話目に登場する謎の少女が魅力的で印象に残っている。

      2015/02/13 by 二階堂

      「世にも怪奇な物語」のレビュー

    • 「世にも奇妙な物語」とタイトル似すぎですが、きっと放題つけた人わざとですよね。。

      2015/02/13 by milktea

    • milkteaさんと同じように思ったのですが、いつ邦題が付いたのかはわかりませんが、エドガー・アラン・ポーの原作を1967年に映画化した作品のようですね。 >> 続きを読む

      2015/02/14 by ice

    • 3.0 ハラハラ クール

      オムニバス映画の第三話はイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニによる『悪魔の首飾り』という日本タイトル。本来の原作名は『悪魔に首を賭けるな』だが、物語の主人公の名前 “トビー・ダミット(Toby Dammit)”が第三話の正式タイトルである。一人の少女の幻覚に苛まれ、手に白いボールを持ち白いワンピースを着たブロンドの幼い少女は、一緒に遊んで欲しいと言わんばかりにトビー・ダミットの幻覚の中に現れては彼を死の淵へと誘ってゆく。私が最も恐怖に慄き、何度見返しても恐怖心が衰えることがないトラウマ映画である >> 続きを読む

      2013/12/29 by MOTO

      「世にも怪奇な物語」のレビュー

    世にも怪奇な物語
    ヨニモカイキナモノガタリ

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