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抱きしめたい 真実の物語

公開: 2014/02/01
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝

    抱きしめたい 真実の物語 の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 3.0 切ない 元気が出る

      地上波で視聴。
      TSUTAYAで特集コーナーに挙げられてたし、きれいなジャケットで気になっていた作品。(あと錦戸くん目当て(笑))

      病気や障害ものの映画って、観る人の立場や環境、価値観によって、感想というか捉え方が大きく変わると思う。
      だから、良い人は良い作品って思うんだろけど、私は正直にそうは思えなかった。

      うまく言えないけど、、消化不良。
      実話だということもあって、尚更に。
      キレイなところだけ見せられてる感じがして。。
      映画見るより、ドキュメンタリーのほうを見たくなった。
      映画化するなら、丁寧に描いてほしかったな。
      つかさの事故のこと、その後の生き方、家族の思い、まーさんの思い。

      ※この映画で知ったけど、脳性麻痺ブラザーズは実際に活動しているんだ!!
      >> 続きを読む

      2016/04/02 by pink-tink

      「抱きしめたい 真実の物語」のレビュー

    • 3.0

      ※過去鑑賞分
      北川景子の良さを再確認した作品です!!

      2016/03/26 by モリモリ

      「抱きしめたい 真実の物語」のレビュー

    • 4.0 泣ける 切ない クール

      この映画に関しては関係者になるので、客観的な映画評にはなり得ませんのでご了承ください。エンドクレジットに関係者として名前が載っております。

      この映画は、HBC北海道放送のドキュメンタリー「記憶障害の花嫁」がキッカケとなり映画化されたものである。実話がベースだ。本当に貪欲に幸せを求めて生き、不幸にして病気で亡くなった一人の女性がいた。彼女は交通事故で高次脳機能障害になった。記憶に障害を抱えつつ、車椅子生活でありながらも人生に臆することなく前向きに生きた素晴らしい女性であった。その女性が恋をし、結婚し、子供を産んだ人生。その彼女の人生をベースに映画が作られた。

      映画の企画としては『余命1ヶ月の花嫁』が思い出されるし、難病モノだし、お涙頂戴的な意図が感じられる。そして多くの観客が泣きたくてこの映画を観に来るのかもしれない。泣きたくて、感動したくて、観たくなる映画というものがあることは否定しない。映画にはそのような作用があるし、効果もある。だけど僕は、泣かせようとする意図がハッキリと感じられる映画は好きではない。不幸や難病を煽りつつ、生きることの困難さと生きていることの幸福と奇跡を表現する類の映画だ。そして、この映画もその範疇に入る・・と言えるのかもしれない。

      だけど、ハッキリ言うと、この映画はあえて泣かせようとはしていない。そこに塩田明彦監督の矜持があるように思う。一人の女性がある男性を好きになって結ばれた恋物語であり、たまたま彼女が高次脳機能障害という病気を抱えた障がい者で、不幸な亡くなり方をした女性であるに過ぎないという描き方だ。彼女の身の上が障がい者であることで、結婚や出産など両親との確執や困難があることが、物語として大きな要素になっている。それでも、塩田監督が描こうとしているのは、そんな困難な状況の中でも前向きに生きようとした一人の女性の思いだ。そして、そんな彼女を包み込むようにして一緒に生きた一人の男性の思いだ。だから、不幸な病気での突然の彼女の死もまた、ことさら悲劇的に描いているわけではない。残念で不幸な事実として描いているにすぎないのだ。

      そしてこの映画は、ドキュメンタリーのように撮られている。カットをあまり割らず、長回しも多いし、現場ではリハーサルはほとんどやらなかったと聞く。そこに作りもの的要素を極力排除し、俳優のリアルな身体的な動きや思いを大事に撮ったのだろうという監督の意図を感じる。

      さて、映画の中で特殊な気になるカットが二つあった。一つは、ドキュメンタリーの映像のように、障がい者の施設でつかさ(北川景子)と一緒の子供たちを捉えたカメラのズーム画像だ。普通ならインサートで別の映像が挿入される所が、そのまま使われるはずもない素早いズームが使われている。きれいな映像よりも、たぶん現実の障がい者の子供たちをちゃんと描こうとしたのだろう。そのズームは、子役である女の子への意図的なズームではなく、リアルタイムで現実を捉えた時にカメラマンが意図しないで使ったズームのように思える。

      もう一つは、ワンカット長回しの場面だ。この映画でワンカット長回しはしばしば用いられている。たとえば宣伝に多く使われた夜の遊園地の回転木馬のシーンは、テストなしでぶっつけ本番で撮影されたようだが、上下する回転木馬に乗っているつかさ(北川景子)にキスをする雅己(錦戸亮)が長めのワンカットで描かれる。キスをしては木馬の上昇運動で二人は離れ、その距離感が絶妙で、作為を超えた幸福な雰囲気を作り出している。

      そして、つかさの実家で二人が結婚をしたいと、母親の風吹ジュンに言う場面もワンカット長回しだ。風吹ジュンが席を立ってフレームアウトしつつ、古い箱を持ってきて、その中に詰まっている過去の病気との格闘のビデオ記録を見なさいと雅巳に言う場面まで、ずーっと3ショットのままだ。とても大事なシーンであるのは言うまでもない。

      そして、一番気になったシーンが、つかさに子供が出来たとわかった後に、母である風吹ジュンが「許せない」と雅己に言う海辺のベンチの場面だ。ベンチを立った風吹ジュンがフレームアウトして、錦戸亮は立ち上がる。画面はそのままカットが変わらず、会話が続く。風吹ジュンが座っていた画面の下手は空いたまま、上手の錦戸亮は上手にフレームアウトした風吹ジュンに頭を下げる。なかなかカットを割らないのだ。この普通ではありえないカットが妙に印象に残るのだ。奇妙な左空きの構図のまま彼が頭を下げ続けた後に、ようやく「コーヒーありがとう」という風吹ジュンのカットが挿入される。どうにもならなかった二人と母親の関係が表現されている場面として印象に残った。

      だから僕はこの映画が、つかさの病気を見守り支え続けてきた母親とその娘が最愛の人と一緒になり子供を産むまでの親子の葛藤のドラマとしても見れると思うのだ。子供が生まれた時、雅己の父親である国村隼が、「最初に子供を抱くのはアンタだ」と言って、母親である風吹ジュンが赤ちゃんを抱く場面に、僕は胸が詰まった。風吹ジュンの親の立場でこの映画を僕は観ていた。だから、母親の苦労とヨロコビがなんだか妙に胸に詰まるのだ。風吹ジュンと国村隼の芝居とともに印象に残った。そして北川景子と錦戸亮のナチュラルな演技がなんといってもこの映画が気持ちよく見れる要因だ。

      この作品は、死ぬことの悲劇や不幸を描いた映画ではなく、困難にもかかわらず生きることのヨロコビを描いた映画なのだ。だから、泣けないけれどとても温かい気持ちになれる。寒く冷たい冬の網走の風景とアンバランスなハワイアンなウクレレの「オーバー・ザ・レインボー」の音楽がとても心地よい。

      ちなみに塩田明彦監督は「害虫」「月光の囁き」が特に僕は好きです。「カナリア」は未見なので今度見なきゃと思っています。
      >> 続きを読む

      2014/06/04 by ヒデヨシ

      「抱きしめたい 真実の物語」のレビュー

    • >エンドクレジットに関係者として名前が載っております。

      なんてかっこいいエピソードなんでしょう♡ >> 続きを読む

      2014/06/04 by makoto


    抱きしめたい 真実の物語
    ダキシメタイシンジツノモノガタリ

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