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スケアクロウ

Scarecrow
ジャンル: 青春 , ドラマ
公開: 1973/09/22
製作国: アメリカ
配給: ワーナー映画

    スケアクロウ の映画レビュー (最新順)

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    全8件
    • 評価なし

      出所したばかりのマックス(ハックマン)は、5年ぶりに妻に会いに行く途中のライオン(パチーノ)と知り合う。意気投合した二人は一緒に旅を始める。

      2020/08/03 by Silencer

      「スケアクロウ」のレビュー

    • 5.0 泣ける 切ない 元気が出る

      さだまさしの案山子とは違うニュアンスw

      近年公開された映画でもアメリカンニューシネマの流れをくむ感触の映画が大好きだが、時代の空気が当時とは違うと思う。
      ベトナム戦争の後遺症が物悲しい雰囲気とかやるせなさがそうさせているという風評が大方だけどやっぱり70年代前半くらいまでは良い。
      まさに今作もその年代のもの。

      案山子は鳥を脅かしてるんじゃなく笑わせているんだ..。
      道化て、あいつのことは勘弁してやろうと思ってもらうために..。

      案山子にボロ服を重ね着させているイメージにぴったりの信じられないくらい厚着の大男ジーン・ハックマン。まぁアルパチーノが小男なんだろうけどw
      アル・パチーノもジーン・ハックマンも若い!
      >> 続きを読む

      2018/07/30 by motti

      「スケアクロウ」のレビュー

    • 5.0

      泣かなかったのに、心で沢山泣けたし
      救われないような、でも救われたきもするし。


      こんないい映画だったのね!!!!!

      広い広い道を行くときも
      場末としかいいようのない店で安酒をのむときも、二人のカカエル孤独感に
      どうしても入り込めないもどかしさに
      そこにすごく入り込んでしまう作品。

      すごいことだとおもう。

      冒頭と噴水のシーンとラストだけで
      40年以上前の映画だけど
      40年後にまたみても好きだよきっと。
      (生きてんのかな)

      このアルパチーノにあえてうれしい。

      アルパチーノ自身と彼の感じてきた世間とか社会もこのころは
      こんなかんじのなじめない距離感だったのかもしれないな。

      そして今日知ったが
      アメリカンニューシネマってジャンル
      アメリカにはないらしい(笑)
      なんだけどスケアクロウは
      アメリカンニューシネマの最高峰だ!
      >> 続きを読む

      2017/02/25 by 自由じゃん

      「スケアクロウ」のレビュー

    • 4.0

      古典的名作ということで鑑賞。男の友情を描いた作品として確かにいいっ。
      ヒッチハイクで車を待つ間はライオンのことを相手を無視していたマックスが少しずつ心を開きていく。誤解が生じて粗宴になった時はライオンが優しく声をかける。最後にはお互いかけがえのない存在になった二人。二人には幸せが待っていないかもしれない。しかしこの友情は決してなくならないと思う。
      「真夜中のカウボーイ」と双璧をなす男の友情代表作。おっと忘れちゃならない「ディアハンター」

      2016/07/10 by seablue

      「スケアクロウ」のレビュー

    • 5.0 泣ける 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "アメリカン・ニューシネマの頂点を示すジェリー・シャッツバーグ監督の秀作"

      ワーナー・ブラザース映画創立五十周年記念作品である、このジェリー・シャッツバーグ監督の「スケアクロウ」は、1960年代後半から1970年代前半にかけての、いわゆる"アメリカン・ニューシネマ"のひとつの頂点を示す秀作です。

      旅をする人間は、アメリカ映画の永遠の登場人物で、この旅する人間を描く事は、アメリカ映画の"永遠のテーマ"でもあり、"ロード・ムービー"と呼ばれていますが、アメリカン・ニューシネマの抬頭以降、このテーマは何度も繰り返して取り上げられ、純化して来たと言えます。

      そして、"孤独な人間同士の結びつき、現代人の抱え込んでいる疎外感"などを描いて、アメリカという国の素顔をのぞかせようとする映画が続々と製作されていた時代の正しく、この映画はその思想のひとつの到達点を示す作品になったと思います。

      監督のジェリー・シャッツバーグはスチール・カメラマン出身なだけあって、斬新でスタイリッシュな映像表現を見せてくれます。まず、映画の冒頭のシーンが見事です。

      タンブル・ウイードと言われる枯草の輪が南カリフォルニアの砂嵐に転んでいきます。そこに、6年ぶりに出獄したばかりのマックス(ジーン・ハックマン)と、船から下りたばかりのライオン(アル・パチーノ)が偶然に出会い、マッチ一本をきっかけに意気投合します。この二人の出会いのシーンの演出の素晴らしさで、我々、観る者は、一瞬にしてこの"スケアクロウ"という映画的世界へ引き込まれてしまいます。

      名画と言われる映画は、いつも冒頭の場面とラストの場面が素敵です。

      喧嘩早い粗野な大男のマックスと人を笑わせる陽気な小男ライオンの、正に弥次喜多道中とも言うべき旅が始まります。性格の全く違う二人の男が、友情を抱きながらカリフォルニアからデトロイトまで旅を続ける事になりますが、ジーン・ハックマンとアル・パチーノというメソッド演技の神髄を知り尽くした二人の名優が、まるで演技競争のようにして、ある意味、人生に敗れた、しがなさ、ダメさを、時にユーモラスに、時に切なく演じて、本物の演技のうまさ、凄さというものを我々、観る者に強烈なインパクトを与えてくれます。

      アメリカ大陸を東に横切ってマックスの妹の住むデンバーと、ライオンが5年ぶりに会おうとする妻子の住むデトロイトへ、その間約3,000km。そして、最後は、二人で洗車屋を開く予定のピッッバーグへ。

      シネ・モビルによる野外でのオール・ロケーション撮影は、敗残者と老人たちのうごめく街々の底辺と、広漠とした大陸の広がりをただひたすら淡々と映していきます。途中の酒場でのドンチャン騒ぎの末に、ぶちこまれる豚小屋ならぬ、刑務農場、これもアメリカの知られざる隠れた一面を見せつけられます。

      この映画でのアメリカ大陸横断には、かつての「イージー・ライダー」のような若々しい直線的な気負いというものがありません。ダメになったアメリカ、しかし、"男同士の無垢な友情が絶望を突き抜けた希望"というものを育み、オプティミズムの明るい光を照射して来ます。

      しかし、この映画のラスト近くで、暴力のみに頼るマックスに笑いで生きる事の意味を教えたライオンが、妻子に裏切られたショックで錯乱しますが、マックスの力強い愛情によって救われます。

      そこには、力のみで生きて来た大国アメリカの反省と、それを乗り越えて来た開拓者の自信といったものを考えてしまいます。

      "スケアクロウ"とは、案山子の事ですが、「風采の上がらない、みすぼらしい奴」という意味もあり、「そう見られて、馬鹿にされるから、かえっていいんだ」という気負いを捨てた姿を言っているのと共に、「案山子を見てカラスは脅かされるのではなくて、カラスは実は笑っているのだ」、そして笑って馬鹿にして、「だからあいつの畑を襲うのはよそう」と畑にやって来ないのだという裏返しの見方が重なっているような気がします。

      このように、ジェリー・シャッツバーグ監督の現代を視る眼は複雑だと思います。脅しが、本当は笑われているのだと力の空虚な誇示を批判しながらも、やはり、みすぼらしいながら案山子のタフさを言おうとしているようにも思えます。

      それは、"頑固者。無駄骨だが、ひたすら一生懸命努力をする者"の事で、このように"スケアクロウ"は、マックスとライオンの二人をそれぞれ指しているのです。

      ジェリー・シャッツバーグ監督はこの映画の製作意図として、「スケアクロウは純真無垢についての映画である。イノセントであるために犠牲になる人々についての映画である。主人公がアメリカ的な物質的な富というものを捨ててまで、より重要な豊かさ、つまり誰かを愛するということに達しようとする意味で、オプティミズムの映画である。この映画で私の言いたいのはこうだ。世界中、至るところに純真さとポエジーの鉱脈はある。それを探すには、少し掘ってみさえすればいい」と正しくこの映画のテーマの核心を見事に語っています。

      この映画を観終えて思う事は、アメリカでは開拓者の時代の昔から男たちが、東から西へ、北から南へと歩いて行ったわけですが、この映画に描かれた人間たちも良いにつけ、悪しきにつけ、そういう人たちの一種で、当時の荒廃したアメリカも、やはり依然として開拓者としての友情を求めてやまない社会であり、そして本質的に男の世界である事をこの映画は描こうとしているんだなと改めて感じました。

      尚、この映画は1973年度の第26回カンヌ国際映画祭で、最高賞であるグランプリを受賞し、併せて国際カトリック映画事務局賞も受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/03/21 by dreamer

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