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冬の小鳥

Une vie toute neuve
ジャンル: ドラマ
公開: 2010/10/09
製作国: 韓国 , フランス
配給: クレストインターナショナル

    冬の小鳥 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 5.0

      韓国映画も、欧州のアート系作品も、しばらくご無沙汰。なので、断言はしませんが、本作はたぶん、その両方の要素を併せ持っているような気がします。監督さんが韓国出身ではあるけれど、幼少の頃に養子としてフランスに渡ったと言う、本作の物語を地で行くような経歴の持ち主なのです。だから、韓国を舞台とし、韓国人スタッフの助力を仰ぎながらも、監督さんのセンスとか思考とかはたぶんフランス的。

      信じていた父親に裏切られ、孤児院に捨てて行かれた幼女が現実を受け入れて、新たな一歩を踏み出すまでの物語。監督さんの弁によれば、ほとんど創作であるそうなのですが、描かれる主人公の反応とか、そこに表れる心情とかには、リアリティと言うか、ある種の説得力があるように思えました。

      幼い子供が主人公だと、おとぎ話っぽく、一種のファンタジー仕立てになっている作品を思い浮かべられる方もいらっしゃるかも知れません。でも、本作はそう言う要素や傾向はあまり感じられません。むしろ私は全くファンタジーでは無いように受け止めました。なので、初っ端で親に捨てられることを除けば、いかにもフィクションらしい波乱に満ちた展開ではありませんし、また、ファンタジーらしく大なり小なりの奇跡が起きるとか、信じる者は救われるとか、そう言うものとは無縁。親に捨てられ孤児院入り⇒その事実を受け入れられず苦しむ⇒やがて新しい環境に少しずつ馴染みだし⇒徐々に現実を受け入れ⇒孤児たちの進む、極々一般的で地味だけど王道的な流れへ…。だから、大きな流れとしては奇をてらったところは無かったように思います。

      でも、そこへ至るまでの主人公本人の心情の変化は決して平坦でも平板でもなく、彼女をその境地へと押しやった周囲の現実や出来事は、子供目線で見れば充分に劇的でしょう。そこの辺りが旨く描けている作品であるように思いました。そのせいか、地味だけど、決して退屈には感じませんでした。しばしばミニシアターでかかっているアート系作品をご覧になるのがお好きな方なら、試す価値は大いにあるかと思います。
      >> 続きを読む

      2015/06/06 by ぴぐじい

      「冬の小鳥」のレビュー

    • 結婚の予定もない独身男ですが(笑)年齢的に最近こういう話は父親目線で見てしまうんですよね。見守る感じで最後までじっと引き込まれそうです。 >> 続きを読む

      2015/06/07 by ただひこ

    • お子さんがいらっしゃらなかったとしても、父親目線、母親目線で映画を見るのは、私も「あり」だと思っていますよ。
      (^^)/
      >> 続きを読む

      2015/06/07 by ぴぐじい

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