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ブラックサンデー

Black Sunday
ジャンル: ミステリー・サスペンス , アクション
公開: 2011/02/05
製作国: アメリカ
配給: パラマウント ピクチャーズ ジャパン

    ブラックサンデー の映画レビュー (最新順)

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    全3件
    • 5.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      このジョン・フランケンハイマー監督の「ブラック・サンデー」は、「羊たちの沈黙」のトマス・ハリスの原作の映画化作品で、スリルに富んだ1970年代最高のサスペンス・アクション映画の傑作だ。

      全米大ヒットの勢いに乗って、日本でも1977年夏の超話題作として劇場公開される筈であったが、扱った題材ゆえに政治的事情(?)から公開中止を余儀なくされ、劇場未公開となったいわく付きの作品だ。

      テロ集団〈黒い九月〉のアジトを急襲したイスラエル特殊部隊のカバコフ少佐(ロバート・ショウ)は、大規模なテロ計画があることを察知する。

      組織のターゲットが米国であることから、米国諜報部との共同捜査によって計画の全容を明らかにしていく。
      その計画というのは、マイアミで開催されるスーパー・ボウルに照準を合わせ、8万人近く集まる観客を殺そうという、とてつもない計画を立てていた。

      このように、〈黒い九月〉と名乗るベイルートのテロ集団の"8万人大虐殺"という戦慄的なテロ計画の進行と、それを察知し阻止せんとするイスラエル特殊部隊の行動が、リアルなタッチで描かれ、ポリティカル・アクション独特の緊張感が漲る。

      その中でイスラエル特殊部隊のカバコフ少佐VS女テロリスト(マルト・ケラー)というのは、プロ同士の対決の図式が活劇の醍醐味をも満喫させてくれる。

      ジョン・フランケンハイマー監督は、その骨太な作劇術によってドキュメンタリー的な緊迫感と、映画的虚構の面白さを見事に融合させて見せる。

      冒頭の銃撃戦、傷を負ったカバコフ少佐を女テロリストが病院に殺しに来る場面、テロリストの首領をマイアミビーチの陽光きらめく中で追い詰める場面など、スリリングかつハードなアクションのすべてが、ドキュメンタリータッチの展開を崩すことなく交錯するのだから凄い。

      そして、アクションに加えて、女テロリストの冷酷なテロ行為を支える論理や、ベトナム戦争の傷を背負ってテロに走る男の心理などがしっかりと描かれているので、人間ドラマとしての面白さが、更なるサスペンスを生み出すという相乗効果をもたらしていると思う。

      前半だけでも、並みのアクション映画などより遥かに面白いが、それとて後半一時間に及ぶ大クライマックスへの序曲にしか過ぎないのだ。

      全米スーパー・ボウルの試合に集まった8万人の大観衆。
      それを一瞬に虐殺してしまう殺人兵器(一瞬のうちに22万発の銃弾を雨のように降らせる!)を積んだ巨大な飛行船がスタジアムへと向かう。

      実際の試合中にカメラを持ち込み、その臨場感を最大限に生かした演出が、飛行船とヘリコプターによる大空中銃撃戦をもリアルに盛り上げ、スタジアムの背後から照明塔をなぎ倒しながら現われる飛行船に、大観衆がパニック状態で逃げ惑う最大の見せ場まで、息を呑むような臨場感は一瞬たりとも途切れることがない。
      >> 続きを読む

      2019/02/20 by dreamer

      「ブラックサンデー」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ

      トマス・ハリスの原作は敢えて読まずにいたが、この緊張感の高さはかなりのもの。
      競技場爆破を狙うテロ計画と、イスラエルの特殊部隊がそれを阻止しようと奮闘する様を描く。

      余計な音楽を排除して緊張感を高めるジョン・フランケンハイマーの演出はまさに一級品。
      爆弾を積んだ飛行船が競技場に現れる場面など、スケールの大きなアクションを存分に味わえる。

      ロバート・ショウにブルース・ダーン。そして不気味な女テロリストのマルト・ケラーと役者も非常に的確。
      脅迫によって日本で公開されなかったという逸話も、映画の信憑性をより高める格好になった。
      >> 続きを読む

      2016/11/11 by オーウェン

      「ブラックサンデー」のレビュー

    • こういう時代から世界が離れていっていると信じたいです。。

      2016/11/11 by メッシイ

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      主人公はパレスチナテロリストで、「黒い九月」として米国にテロを計画する。

      『羊たちの沈黙』の作者原作というレビューだったため、定番のサスペンスを想像していたが、濃厚なドキュメントを観ているようだった。また、ベトナム戦争後の傷痍軍人など、ベトナム戦争後の米国の対応への否定的な思想が感じられる。
      1977年作品だが、当時はカーター大統領時代で、1979年にイラン革命、イラン米国大使館人質事件が起きたことを考えると、非常に予見的な作品であり、9.11後の現代ではかなり現実的な内容である。
      スーパーボウルの大観衆の中に飛行船が近づくシーンはハラハラ。原作を読んでないが、文章では表現することが難しい内容を、映像ならではの醍醐味だと思った。
      基本はテロリストが主人公であったようだが、このシーンを観て、主人公に共感する人は反米的な人であろう。
      >> 続きを読む

      2016/10/29 by asian

      「ブラックサンデー」のレビュー

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