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エレファント

Elephant
ジャンル: ドラマ
公開: 2004/03/27
製作国: アメリカ
配給: 東京テアトル=エレファント・ピクチャー

    エレファント の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 4.0

      これがガス作品なの?今まで見た作品は弱者に寄り添う感じなんだけど、これは誰にも寄り添う事なくあの日を淡々と描いてた。
      学校の閉ざされた空気感が苦しい
      いろんな人がいて共存できてない感じ。
      若者がアドリブで演じる事で、リアルにヒリヒリした。演者とひたすら話し合うっていうガスだから撮れたんじゃないかな。

      自分の一瞬は誰かの一瞬。当たり前なんだけど普段は考えない事を巧みなカメラワークで見せてくれるから、悲劇へのカウントダウンが凄かった。

      2018/09/19 by sayonara-3

      「エレファント」のレビュー

    • 4.0

      実際に起きた銃乱射事件を題材にした作品
      出演者は一般の高校生たちで、名前と役名も一緒
      前半と言うか、ほとんどが普段のありのままの生活をしている様子を映し出す
      異変を感じ始めたのはいじめられている生徒がカフェテリアでメモし始めた時
      と言っても、前情報を少し入れていたので銃乱射事件が起きることはわかっていましたが
      それでも、カメラマンの手腕とさすがの監督の構成が素晴らしく
      ただただ日常を切り取ったように
      とりたてて騒がしくもせず、悲惨さも作りもせずというところが
      観入る要因になったと思う
      ほぼノンフィクションなわけで
      この事件に巻き込まれた人たちがいるわけで
      亡くなった人たちもいるわけで
      あれこれどうこう言うことはないが
      映画の作り方として好きだった
      「明日きみがいない」をなんとなく思い出した
      >> 続きを読む

      2017/05/11 by tomi

      「エレファント」のレビュー

    • 5.0 切ない ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      "我々観る者の心の奥深くに、ある種の衝撃とスリリングな戦慄を与えてくれるガス・ヴァン・サント監督の問題作 「エレファント」"

      静かな日常の中のほんのささいな、小さなさざ波が、ある日、思いもよらぬ突然の悲劇となって爆発してしまう----。

      優れて詩的な映像と、それと対照的な衝撃的な事件。アメリカのどこにでもあるような、ある高校の一日を描いた、映像の詩人ガス・ヴァン・サント監督の「エレファント」は、我々観る者の心の奥深くに、"ある種の衝撃とスリリングな戦慄"を与えてくれる、非常に美しく、しかし、悲しい作品です。

      どこにでもありそうな、静けさをたたえた、一見、平凡なたたずまいを見せる、郊外の高校。アルコール依存症の父親を持つジョン、他人との人間関係がうまく出来ないミシェル、いじめを受けているアレックスたち、複数の高校生の日常が、まるでドキュメンタリー映画のように、淡々と画面に映し出されます。

      そして、カメラは長回しのワンシーンで、彼ら生徒の背中を執拗に追って行きます。時間をさかのぼり、同じ場面を違う視点で描く事で、彼らの単調で平凡な日常は"重層的な意味"を帯びてきます。

      彼ら生徒役は全てオーディションで選ばれた全くの素人。役名は本名で、自分自身の言葉で即興性を採り入れたセリフは、この年代の若者の、実に自然なリアリティーを感じさせて、ガス・ヴァン・サント監督の演出のうまさが光ります。

      どこまでも高い秋空を流れる雲の描写、印象的なベートーベンの「ピアノソナタ 月光」の流麗な調べ。もう全てが完璧なまでに美しいのです。

      そして、日常の延長戦上で衝撃的な銃の乱射が始まるのです----。

      この映画は実際に多くの死傷者を出したアメリカのコロンバイン高校の銃乱射事件を下敷きにして描いていますが、ガス・ヴァン・サント監督はこの事件の原因を描こうとはしておらず、自分なりに独自に事件を再構築する事で、問題の本質を全く異なる側面から浮かび上がらせ、生徒たちの"とらえどころのない虚ろな魂"を表現しているのだと思います。

      しかし、我々映画を観る者は、既に起きた事件の中で、"若者が抱える心の闇の深さ"を感じ、その不確かで得体の知れない何かに衝撃を受けるのです。

      実際に起きた事件をガス・ヴァン・サント監督の感性で再構築し、美しい映像表現で描き直す、作者のこの映画に賭ける思いはどこにあるのか? その映像の向こう側にあるものの正体にどのようにしたら迫る事が出来るのか?

      観終った後も、心の中で説明し難い、ある種の奇妙な違和感がどうしても残ってしまいます。映像の美しさが異常な程に際立つため、悲しさと畏怖の念だけが心の奥深く、沈潜していくのです。

      なお、この映画は2003年度のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールと監督賞をダブル受賞しています。
      >> 続きを読む

      2016/08/09 by dreamer

      「エレファント」のレビュー

    • 5.0

      コロンバイン高校の事件、また当時の主だった事件考証をベースに、ガス・ヴァン・サント監督がメガフォンを取ったドラマ作品。この年のカンヌでは、パルムドールと監督賞を同時受賞するという史上初の快挙を成し遂げたことでも注目を浴びました。

      コロンバイン高校の事件に関しては強烈に印象に残っていて、社会的なメッセージ性もさることながら、この作品は1本の映画として本当によくできていると思う。

      ありふれた高校生の日常。「あれがかっこいい」「あれがダサい」とか、誰と誰が付き合ってる・別れたとか。クラスの気に入らない人に嫌がらせをしたり、されたり、家庭内の問題に悩んでいたり。手持ちカメラ1本、登場人物の背中をずっと追っていく長まわしの映像、また演技経験の少ないオーディションで選ばれた現役高校生のアドリブの演技が、良くも悪くも、飾らない等身大の高校生の日常を効果的に描き出している。
      そして、そんな日常の延長線上に突然の日常の崩壊があることを、私たちは知っている。最初から最後まで目を離すことが出来ませんでした。
      崩壊の序曲が「エリーゼのために」なんてなんて憎らしい演出なのか(褒めてます)。しかも、これもこの役の子のアドリブだったというから恐れ入る。

      これまで、衝撃を受けた映画というのは何本かあるのですが、この作品は間違いなくその1本に入ります(笑)
      いろいろ物議を醸した問題作なので、あらすじを読んでご興味を持たれた方は是非。
      >> 続きを読む

      2015/06/01 by ao-ao

      「エレファント」のレビュー

    • 衝撃的な映画でしたね。
      モヤモヤするオチも、何かこちらに問いかけているみたいで、考えさせられる作品でした。 >> 続きを読む

      2015/06/01 by yulian

    • 4.0 ハラハラ

      コロンバイン高校の銃乱射事件は今でも記憶に残っているほどで、衝撃的な事件だった。

      これに単を端した作品であり、鑑賞後に色々考えさせるという意味ではこれはまさに問題作だ。

      何気ない日常を淡々と描いてますが、"何か"を予感させる緊張感が常に漂っていて引き付けられる。
      セリフや音楽が極力ないのもリアルな感じ。

      コンピューターゲームや銃の宅配、流れ続ける雲。そして少年たちのゲーム感覚による悲劇へと。

      しかしこれは特殊ではなく少年たちにとっては"普通"なんだろう...
      >> 続きを読む

      2015/05/28 by オーウェン

      「エレファント」のレビュー

    • 色々と考えさせられる作品はとても好きです!この作品はテーマも重そうで見応えがありそうですね。 >> 続きを読む

      2015/05/28 by 地味変

    • 何かが起こりそうな予感と緊迫した空気。
      見ごたえがありそう!!

      2015/05/28 by pedro

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