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Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?

Shall we Dance?
ジャンル: ドラマ , ラブロマンス
公開: 2005/04/23
製作国: アメリカ
配給: ギャガ

    Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス? の映画レビュー (最新順)

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    全5件
    • 3.0 クール

      オリジナルの「Shall we ダンス?」では、役所広司は中年の実直なサラリーマンという役柄でしたが、アメリカ版の主人公リチャード・ギアは弁護士です。

      二人とも電車通勤で、途中で見かけた社交ダンス・スクールの窓にたたずむ女性の姿が、ダンスを始めるきっかけになるのですが、冒頭から、映画の雰囲気はだいぶ違いますね。

      役所広司の方は、生活感がありあり。
      これはまあ同じ日本人だからなおさら感じるんでしょうが。
      電車通勤は日本・アメリカともいっしょでも、役所広司の方は、それから自転車ですから。
      駅を降りて、駐輪場に止めた自転車の前のカゴにカバンを入れ、そこから家までこいで帰ります。
      そして、翌朝はまた自転車で駅まで。
      そういうシーンが何回か繰り返されます。
      日本のサラリーマンにとっては、じつに当たり前のシーン。ものすごく日常的なリアリティが感じられる場面です。

      リチャード・ギアは電車を降りてから、どうやって家に帰ってるんだろう?
      彼も自転車なのかな。
      映画の後半に出てくる自宅は、かなり庭も広そうなので、駅の近くではなく、郊外と思われます。
      するとやっぱり自転車かな。
      ただ、役所広司のママチャリと違って、もっとスポーティな自転車だろうと思います。

      そもそも役所広司の方は、毎日頑張って働いているけどなんとなく生活の疲れがにじみ出ている会社員であるのに対し、弁護士リチャード・ギアからは生活の疲れは感じられません。
      それよりも、満足な生活の中での空白感ということが、物語の起点になっています。

      そういう点で、アメリカ版は、恵まれた男の一時的な気の迷いの物語といった映画になってますね。
      原作の方はもう少し普遍的で奥が深く、中年にさしかかった男の魂の救済の物語だったように思うんですがどうなんでしょう(おいおいホントかよ(笑))。

      そういう基本的な構造を反映してか、アメリカ版のダンス教師は、なんだか男を迷わせるイケナイ存在として描かれているような気がします。
      謹厳実直な紳士がふとした気の迷いでこころを惹かれるジプシー女みたいな。
      邪悪な、とまではいわないにしても。

      ジェニファー・ロペスが普段と違って、かなりラテン風に、異国風に描かれているのは、その影響ではないかしら。
      それにしても日本版の草刈民代はいかにも社交ダンスが似合いそうな気品のある女性に描かれていたのに対し、ジェニロペの方は、ラテン以外の社交ダンスは似合わないような気がしました。
      実際に最初の方で主人公に練習をつけたとき以外、オーソドックスなダンスを躍る場面はなかったようだし、体型も社交ダンスを踊る人というよりアスリートみたいです。

      日本版の「思慕」という言葉がぴったりの役所広司の草刈民代に寄せる思いというのは、やはり日本ならでの細かいニュアンスの表現なんでしょうね。
      リチャード・ギアの方は、メシは誘うわ、肉感的な踊りを一緒におどるわで(これは日本版でも大胆に脚をからめるシーンがあったけど)、それが全然普通にできるのは、アメリカならではというか、リチャード・ギアだからでしょうけど。

      結局リチャード・ギアの場合は、妻に黙ってダンスに通わざるを得なかった自分の心の空白感、それが問題だったということで、妻に詫びて円満解決となるわけなんですが(妻に逢いに赤い薔薇を一輪を持ってエレベーターから現れるシーンは文句なしにカッコいい。この映画の見せ場です)、しかし、えーと、そうですか、でも、ふつう、そんなものあったりまえじゃないでしょうか。
      そんな心の空白感が人間にあるのは、当たり前すぎて、それが修復されてハッピーエンドというのは、なんだか子供向けの単純な勧善懲悪映画みたいで、なんだかな~。
      まあそういうおとぎ話を映画にしてみましたということなんでしょうが。大人のおとぎ話。

      日本の方は、まだそれよりも根深いというか、そういうおとぎ話を描いてもしょうがないので、それはそれとして、そういう悲しみの上で生きていきましょう、というテーマの映画だったと思います(そんな大それた話だったっけ。まあいいや)。

      アメリカ版で素晴らしいと思ったのは、ダンス・ホールの経営者、アニタ・ジレットが、私が一番好きな曲といって、突然、Shall we dance? を歌い出すところですね。あたりまえだけど、じつにうまい。ここは感激。
      アメリカ映画の中でこの歌を歌ってもらえてじつに嬉しいです。

      あと不思議に思ったんですが、妻役のスーザン・サランドンと探偵役のリチャード・ジェンキンスの場面。
      調査結果の説明をしながら、探偵の方はスーザン・サランドンの肩に手をまわしているんですね。アメリカでは赤の他人でもあんなふうにできるんだなあと。

      また、調査打切りの話でバーで2人が会うシーン。
      スーザン・サランドンのドレスは結構胸ぐりが深くて、もう胸が見えそうなんですね。
      探偵の方の彼女に対する好意はまぎれもなくて、余計なお世話かもしれないけれど、あれは女性の方から男性を誘っているふうにしか思えないんじゃないかと。

      彼女は働いている女性だから、家の中にいるつつましい日本の専業主婦とは違って、服装は大事で、人目をひくファッショナブルな服装をしているというだけのことなのかもしれないけど、でも、ひょっとしてダンナの浮気に対抗して妻もそっちに走ってしまうというストーリーなのかと一瞬思ってしまいました。そしたら全然別の映画になってしまいますが、それはそれで面白いかもしれませんけど、まあ不思議な場面でしたね。

      それと、どうかなと思ったのは最後のシーン。
      アメリカ版では最後にみんな踊っておしまいになるわけですが、これが普通の踊りなんですね。ダンス・ミュージックにあわせてそれぞれが踊るあれですね。社交ダンスではないわけです。
      アメリカらしいというか、あたりまえといえばそうなんでしょうが、でも、それで踊れるなら別に社交ダンスでなくてもよかったジャンと思いました。

      この映画は、特に日本版はそうですが、社交ダンスしか踊れない連中の物語のはずなんで、最後の最後でそういう終わり方をするのはちょっと違うんじゃないかな~と思いました。社交ダンスへの切望感がないなら、最初からこの物語は成立しないんじゃないでしょうか。

      どうでもいいことばかり書きすぎましたね。
      このへんで終わりにします。

      見て損はない映画だと思いますが、この映画で日本版の方も見た気になるとしたら、傑作を一本見逃したことになります。未見の方は、そちらを先に見ておくことをオススメします。
      >> 続きを読む

      2018/12/17 by Raven

      「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」のレビュー

    • 3.0

      出来のいいリメイク。ただし竹中直人には勝てないと思う

      2018/09/15 by sei

      「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」のレビュー

    • 3.0

      本家がかなり良い出来ですが、こちらのハリウッド版もそれなりに楽しめる出来。

      出演者もそうだがやたらとゴージャスになっており、おしゃれで上品な雰囲気。
      ジェニロペのボディもダンスやってるとは思えないほどゴージャスだが(笑)

      リチャード・ギアにスーザン・サランドン。他のダンスパートナーたちも皆好演。
      ネタが割れてるとはいえスタンリー・トゥッチにはやはり笑える。

      全体的に楽しめたが、ラストはやはり二人で踊って締めてもらいたかった。
      そこが唯一の残念。
      >> 続きを読む

      2017/02/05 by オーウェン

      「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」のレビュー

    • 3.0

      「Shall we ダンス?」リメイク版。
      ストーリーは変わっているけど、基本的な部分は基を壊さずに忠実にリメイクされていてよかったと思う。
      やっぱりリチャード・ギアはこういうかっこいい紳士の男性が映えますね。ラストはとても素敵な絵になっていました。

      2015/08/01 by よっしー

      「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」のレビュー

    • 日本のダンスネタをアメリカでリメイク。

      逆輸入感が有るんだろうなぁ...

      2015/08/02 by ice

    • 4.0 笑える 元気が出る

      外国版のシャルウィーダンス?です!

      私はじめて、
      劇場で見てるのに観客みんなが声だして笑っているのを聞きました。
      人も少ない夕方の字幕の回でしたが、
      受ける所はウケる(笑)
      最後は誰ともなく拍手で終わり、凄く流行ったわけでもめちゃくちゃ面白かった!って言うわけでもなかったんですが、
      とても良い観客の皆さんと鑑賞できて、幸せな時間を過ごしました。

      素敵に年をとっていきたいものだなあとつくづく思いました(笑)
      >> 続きを読む

      2014/03/31 by ゆなこ

      「Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?」のレビュー

    • 社交ダンスはできないので、なんちゃってコサックダンスで煙に巻く作戦でいきますw

      2014/03/31 by makoto

    • >iceさん
      そういわれてみれば逆輸入ですね!
      日本映画のリメイクだっていうので、どうかな?って見に行ったんですが、
      それなりにオリジナルも入っててコメディ要素もあって
      、面白かったです!
      でもやっぱり、社交ダンスは外人さんだとかっこいいです(笑)

      >milkteaさん
      はい!凄く一体感があって、とってもよかったです!
      ライヴとかでしか味わえないその場その場での感情の共有がとっても素敵で、
      おぉ~!!ってなりました!

      >空太さん
      レイトショーで一人で見てたんですが、
      笑ってる!?って最初は思いましたがすぐになれて、
      すごくほっこりした気持ちでお一人様感もなく(笑)幸せな時間を過ごせました!!
      良い思い出です!

      >makotoさん
      コサックwwwwww
      むしろ目を引きますねwww

      >> 続きを読む

      2014/04/01 by ゆなこ

    Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?
    シャルウィダンス

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