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シッコ

Sicko
ジャンル: ドキュメンタリー , ドラマ
公開: 2007/08/25
製作国: アメリカ
配給: ギャガ・コミュニケーションズ=博報堂DYメディアパートナーズ

    シッコ の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 5.0 切ない

      2017年、16本目。アメリカの医療保険制度の無慈悲さにびっくりした。日本は幸せであると思う。しかし、フランスやイギリス、キューバは医療費無料だった。これは本当に安心感があると思う。各国のいいところをすべて取り入れていけないものだろうか。
      国民を借金漬けにして従順にさせるという権力者側のやり口の指摘があったが、まさにその通りだと思う。
      私たちが賢明になることだ。投票権があるのだから、連帯していくことだ。

      2017/02/19 by masa

      「シッコ」のレビュー

    • 5.0 切ない

      映画をほとんど見た事がないのでマイケルムーアという監督の事は詳しく知らないし、アメリカに住んだ事もないので保険の実情も良く知らない。
      もしかしたら彼は酷く偏った視点の持ち主かもしれないが、少なくとも正常に機能している皆保険制度の素晴らしさとありがたみはとてもよく描かれていた。良い映画だった。

      2017/02/05 by Ryu-0929

      「シッコ」のレビュー

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      公開当時のアメリカのブッシュ大統領は、ジャーナリスティックな作品だと認めていなかったと言われているが、このマイケル・ムーア監督の「シッコ」は、誰が観ても優れた"調査報道ドキュメンタリー"だと思う。

      1980年代以降、大統領選挙のたびに候補者が改善を約束しながら、その解決策が示されたことのない、医療・健康保険問題。この映画の冒頭の悲惨なエピソードに、その深刻さがシビアに描かれている。

      だが、無策の政府、議会をはじめ、被保険者の健康より利益を優先させる保険会社、医者・病院と製薬会社を、容赦なくたたいて笑いものにした映像や、ムーア監督自身のモノローグには、思わず吹き出してしまう。

      アメリカ政府が当時、テロ国家と指定していたキューバでさえ、国民皆保険、ほぼ無料の医療、投薬を実現させている。

      それとは対照的に、アメリカ国民の16%にあたる、子供900万人を含めた約5,000万人は医療保険がなく、治療を受けられない。十分な治療を受けるためには、一人当たり年間数十万円もの保険料を払わなければならない「アメリカという国の後進性」を、ムーア監督は笑い飛ばしながら、痛烈に批判している。

      この映画のタイトルを敢えて訳せば、「ビョーキ」----。この映画に登場する患者や怪我人ではなく、まともな納税者さえ十分な治療や投薬を受けられないアメリカの医療保険制度、そこに「たかる」政治家や保険・医療関係企業の経営者、医者こそが「ビョーキ」だと。

      マイケル・ムーア監督は、「全ての情報を得て初めて有権者は、正しい判断が出来る」と訴えかけている。当時のブッシュ政権による、アメリカの"イラク侵攻"では情報が隠されていた。

      市民への真実の情報提供という、報道の指名を果たそうとするこの映画は、様々なことを考えさせてくれた作品だ。
      >> 続きを読む

      2017/01/04 by dreamer

      「シッコ」のレビュー

    • 4.0

      医療に関する国民皆保険の制度を持たない唯一の「先進国」アメリカ合衆国。本作によれば約5千万人が未加入とのこと。しかし、本作は彼らのではなく、民間医療保険に加入している約2億5000万人の映画であるというのが監督マイケル・ムーア氏の弁。そう、医療保険に加入している人ですら安心できない、それがこの国の実情であるらしい。

      冒頭の未保険者の惨状に続き紹介される、加入者でありながら救われない人々の悲痛な叫び。残念ながら医療の専門知識を持たぬ我ら一般人には、その治療拒否の判断が妥当か否か、厳密には区別が容易ではない。しかし、この種の指摘は何も本作に始まったことではない。少なからぬ人々が、米国の医療保険制度の欠陥を指摘し、不信感をあらわにしている。にわかには信じ難いという性質の問題では無い。

      その辺りムーア氏の良識をある程度信じて話を進めると、氏はこのような問題を生む要因として、HMO保険維持機構という制度を挙げる。端的に言えば、治療の拒否をして、保険会社のお金を節約すればするほど医師にボーナスが出る制度。

      これと対比される英国の制度NHS(National Health Service)。端的に言えば、治療を進め、健康な人を増やすほど医師の収入が上がる。そんなことで成り立つのか?立派に成り立っているのである。英国はもちろん、同様な制度が仏でも、カナダでも。

      では、何故米国ではダメなのか?営利団体・企業によるロビー活動や政治献金も問題であろう。国民の無関心という側面もあるかも知れない。しかし、本作を私なりに解釈するなら、イデオロギーに足を取られている人々が多いからではないか?国民皆保険をはじめ、医療費の無料化などの諸制度を米国の権力者たちはこう非難する、「社会主義医療」であると。国家が医療制度を管理すれば、医師の自由が不当に奪われると。本当にそうなのか?米国以外の諸外国の例を本作は紹介してくれる。この疑問の答を考える良いヒント、きっかけになると思う。興味のある人は是非本作も参照して欲しい。

      しかし、ムーア氏の十八番(おはこ)らしい、子供の話で視聴者の涙を誘え!も、とりあえずカナダ人に聞け!も、無鉄砲体当たりパフォーマンスも、本作はしっかり踏襲。前二者はともかく、最後のパフォーマンスは笑えるけど同時にお口もあんぐり。というより、一種の引き笑い。意味あるのか?こんなの…。

      でも、転んでもただでは起きないムーア氏。米国医療保険制度に見捨てられた人々を連れて、何と米国の仇敵フィデル・カストロ氏のキューバへ潜入!皆で仲良く貧乏になる国とのイメージがあるキューバだが、実は医療の充実度は世界でも評判。勝手にこんなことしていいのか疑問だが、米国から連れてきた彼らにキューバで治療を受けさせる。驚いたことに外国人でも無料。でも、さすがに薬は有料。

      しか~し、本当に驚く…、というか感心するのはここからだ。米国では250ドル以上した薬が…。ネタバレじゃないけど、ここは本作本編をご覧になって、この驚きを共有していただきたい。この劇的な分かり易さに絶句する米国人患者たち。

      思えば、自由主義的要請から、警察権の大事な部分を「民営化」していた恐るべき無謀な過去を持つ米国(ある時期ほぼ弱体な市町村警察だけで、FBIも州警察もなかった時代があるんだよ!)。しかし、でありながら同時に、いち早く近代的消防隊制度を確立し、国営の郵便制度を充実させた国でもある。米国の皆さんにはあきらめないで欲しいと強く思う。初物が三拍子揃ったオバマさんも大統領になったことだし(初の黒人、初のハワイ出身、初の現役サーファー大統領)。

      そんなこんなを考えさせてくれた映画。基本は米国人が対象の作品ですが、日本人もこれを対岸の火事と見ていて良いのかは大いに疑問。他山の石とするのと同時に、では我が国ではどんな問題があるのか?英、仏、カナダ、キューバでも何か問題、課題は無いのか?まあ、それがムーア氏からの宿題なのかな?
      >> 続きを読む

      2015/06/25 by ぴぐじい

      「シッコ」のレビュー

    • 今作を観て、同じく日本も対岸の火事では無いような気がしてならないです。
      今は分かりませんが、今作当時のアメリカの医療・保険事情についての内容は、かなりショッキングでした。 >> 続きを読む

      2015/06/25 by fate

    • >メッシイさま
      エンタ作品としても、悪くないものを撮るのが、この監督さんの真骨頂だと思うので、気楽に見るのもありだと思われます。
      (^^)

      >fateさま
      子供の頃、日本の「金権政治」が問題になっていて、それに比べて米国は、政権交代もあって、自浄能力もあって、素晴らしい国…なんて信じ込まされていたのですが、フタをあければ、米国のリベラル派や左派の希望の星的存在だったオバマさんや、ヒラリーさんも、保険業界、薬品・医療業界からの莫大な「献金」というなの袖の下で、すっかり骨抜き。国民皆保険や、まして英仏のような充実の社会福祉、社会保障なんてものは、遠い遠い夢のまた夢…。なんのこっちゃ…なお話でした。
      >> 続きを読む

      2015/06/25 by ぴぐじい

    • 5.0 切ない クール

      アメリカの医療保険制度の実態から見る未加入者、保険加入者の不待遇さや保険会社や製薬会社の命より利益追求主義のシステム、さらにそれらの企業と政界の癒着にメスを入れたドキュメンタリー作品。

      アメリカ医療保険制度の酷い実態を赤裸々に暴露する映画かと思ったが、それだけで無くフランス、カナダ、イギリス、キューバなどの国々の無料医療制度を取材しており、その恩恵で暮らす人々を見て日本の現在の医療保険制度が本当に今のままで良いのか?も考えさせられた。

      「何故アメリカでもフランス、カナダ、イギリス、キューバなどの医療制度ができないのか?」

      マイケル・ムーア監督は問題定義し、その要因をわかりやすく明確にして痛烈に伝えていました。
      内容には驚きで衝撃を受け、終盤には悲しくなり少し目頭も熱くなりました。

      どんな医療も、老若男女・年齢関係無く受けられる。素晴らしいが何故実現できないのか?きっと今作を鑑賞したら価値観が変わる。

      生まれ変わったらイギリスかフランスに生まれたい。そんな気持ちになってしまいました。
      >> 続きを読む

      2015/03/15 by fate

      「シッコ」のレビュー

    • >アメリカの医療保険制度の実態から見る未加入者、保険加入者の不待遇さや保険会社や製薬会社の命より利益追求主義のシステム、さらにそれらの企業と政界の癒着

      知るのが怖いような気もしちゃいます。。アメリカのこととは言え、日本でも同じような問題がありそうで。今後の高齢化社会のことを考えると医療問題は深刻ですよね。
      >> 続きを読む

      2015/03/15 by milktea

    • milkteaさん。
      きっと日本でもありえる話ですね。
      医療無料の国になったら日本も幸せになる気がしました。
      でもきっと利権を一部の特権階級が仕切ってる限り無理だろうけど…(´・_・`)
      >> 続きを読む

      2015/03/16 by fate

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