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鑑定士と顔のない依頼人

La migliore offerta
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ドラマ
公開: 2013/12/13
製作国: イタリア
配給: ギャガ

    鑑定士と顔のない依頼人 の映画レビュー (最新順)

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    全42件
    • 5.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      前回のナインとヴィンセントを返してきたので
      また借りてきたよい!
      レンタルDVDのループって抜け時が分からないよね!

      これはなんか予告だったか映画ランキングだったか何かで
      見た覚えがあったので借りてみました
      超普通にミステリ系かな?って思ったけど舐めてましたね、はい。
      これはアレだ!見た人の心にちょっと傷が残る系のアレだ!
      けどめっちゃ良い映画だったよ…・・・!
      いやほんとに観終わってもう一週間たつのにまだ凄い噛みしめてるよ??

      僕のこの心のもやもやは「おみおくりの作法(原題Still Life)」を見た時の感覚と凄く似てる…
      ハッピーエンドとは?を凄く問うてくるよウェェエン
      (そういやおみおくりはレビューもラック追加もしてなかったなぁ…
      こっちもメチャメチャ面白い映画だった。心のえぐり方凄いけど好き。)


      =あらすじ========
      ★天才鑑定士の眼は本物か、それとも―――――

      天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は
      資産家の両親が遺(のこ)した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。
      屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア(シルヴィア・フークス)は決して姿を現さない・・・
      不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。
      その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は……。
      =============

      いやぁーこれは面白かった!あの、なんか色々とすごく綺麗!(語彙力皆無)
      レビューにネタバレ注意がついてるんで大丈夫だとは思うから言いたい!
      ヴァージルが騙されていることに気付いたの、僕メッチャ遅かった!!
      てゆうか徐々にめっちゃ"あからさま"になっていくじゃないですか
      「え?」「え?」「マジで?」と言いながら見て、
      クレアの残した絵に描いてあったビリーの言葉で「マジかぁぁ」ってなった。
      いや今これ書いてる時点でも「マジなの?」ってなってる。
      いい加減現実を受け入れろと。

      しかしながらコレがハッピーエンドということにはやはり疑問が(´・ω・`)
      言い切れない何かがあるよね、メリバだと思うんだよ…
      そりゃ確かにヴァージルさんの悪事は綺麗に終われたし
      彼の孤独な人生は誰かを待つことができる素敵な人生になったのかもしれない

      けど、信じてた3人(相棒・相談相手・惚れ込んだ相手)が全員グルで自分を騙してたんだよ。
      この事実はめちゃくちゃ重いよね???とんでもなく辛くない????

      拠り所にしてた絵も全て奪われ、更にそれらは莫大な資産でもある。
      これも大分痛手だけどさ、なにより辛いのって
      「みんな自分を騙してて、最後にみんないなくなった」という事実と
      「自分が感じてたはずの友情・親愛・愛情、相手は自分に対して全く感じてなかった?」
      という悲しい自問自答が残されてるの辛いよなぁ

      この絶望って、これからの彼の人生でずーーっと棘になると思うんだよ。
      新たな友人が出来た!→信じていいの?→いや次こそはきっと真実だ
      新たな恋人が出来た!→信じていいの?→いや次こそはきっと…
      何か新たな出会いがある度にこのループが生まれるの辛いと思うんだよ…
      これがなにより僕の胸にひっかかるんだよぉぉ!
      人生は一期一会、出会って何を感じたが大事みたいな達観さえ出来てればいいんだろうけど!
      僕はそんな大人じゃないんだよ飲み込むまでドえらい時間がかかるんだよ!
      (まぁ映画見る限りヴァージルにそういった出会いがあったんだろうか?という疑問があるけど)


      ヴァージルは確かに悪どかったし、欲深かったけども!
      こんな仕打ちされるほどの事だったのかよぉぉ!ってなってる。

      物語の肝「どんな贋作の中にも真実が宿る」これは非常に大事な言葉。
      見ていた僕はクレアが言った「何があっても愛してる」はホントに
      ヴァージルを愛してたんだよな?とは思うんだよ。
      けどね、けどだよ…裏切ったやんけ、と。。。

      だけどもヴァージルはあの綺麗なレストランで彼女を待つんだよね…
      これってヴァージルの中で「自分が彼女のことを変わらず愛してる」事を
      受け入れられたって事だよね?
      あの激昂しやすかった鑑定士さんが穏やかにあの場所で待つんでしょ?
      彼はさ、クレアが来ないことなんて分かり切ってるんだよね
      それでもあの入口が一番に見える所に座る…

      一連のシーンほんとに綺麗だった…店員とのやりとりもスゲェ好き。
      ただ綺麗なシーンだからこそか、周りとの対比にゾッとしちゃった…
      あのカメラの引き方、ほんとに辛かった…
      いやほんとホラー映画より怖かったわマジで
      これは素晴らしいメリーバッドエンドだったほんとにもう!
      (意地でもハッピーエンドと言いたくないアレ)


      --好き----------------
      ・くっそー!もう全部好きだよ!
      ・クレアが顔を見せる様になるまでの不思議な依頼人感
      ・ヴァージルが行く度に小出しにされるオートマタの部品(ゲームみたい)
      ・ヴァージル二度目の隠れてクレア見物の時
      「これ彼が見てるの分かって誘ってるんちゃうんけ?」って
       思ったのが外れじゃなかったのクソ笑う。外れててほしかったわ
      ・白髪染めてるの嫌い!って言われてすぐ白髪染め落としちゃうの可愛いかよ
      ・考えてみれば↑の時点でなんで白髪だったの知ってるんだよって思わなかったのなんでだよ()
      ・ロバートがめっちゃ良い男すぎんだよぉ!詐欺師こあいよう!
      ・マジでヴァージルとロバートのやり取り好きだったんだよ
      ・なんでだよロバートォ!!
      ・クレアとヴァージルの徐々(?)に近付いてく距離感
      ・言うて意外とサックリサックリ進んでるけどね()
      ・クレアの大切にしてる絵(という設定のビリ―の絵)を「価値ない」と言うヴァージルの審美眼
       (惚れた女というフィルターがあってもビリーの絵は天才鑑定士に評価されないという悲しさ)
      ・クレアが家にいない!の時の動揺ヴァージルほんと…ほんと可愛い…
      ・総じてやっぱりヴァージルさんが可愛かったので
      ・色々と辛い
      ・けどそれも含めて好きだよ悔しい!
      ----------------------

      >>>散文<<<

      そういや病院?で受け取った手紙に関しては
      あれがクレアからだったとか、そうじゃなかったとか
      どうでもいいと思ってます()
      ぐるぐるヴァージルがなにか考えてる風だけどもどうでもいい。
      クレアとこれから再会とかスゲェ気持ち悪いし。
      (※時系列的にはレストラン→病院だと思ってる)

      映画がレストランで終わってるのがなにより素晴らしい所だもんね。
      >> 続きを読む

      2018/06/28 by パンダ

      「鑑定士と顔のない依頼人」のレビュー

    • 4.0 切ない

      面白かった。
      ジェフリー・ラッシュの演技に惹き込まれる。

      姿が見えない依頼人の女性の病気が判明し、鑑定士とのやりとりから徐々に心を開いていくという変化球のサスペンス。

      初老の紳士と若い女性が恋に落ちていくというストーリーだが、二人の奇妙な性癖と境遇からすんなり受け入れてしまう。結末が分かってから考えると、そう言えば何か不自然な感じがしたなと後から思うが、展開をどきどきしながら十分堪能した感はあるので良しとしよう。

      結末は大ドンデン返しなのだが、驚きというより、しんみりした余韻が残る終わり方がいい。

      後から分かったが、監督はニュー・シネマ・パラダイスのジュゼッペ・トルナトーレだった。道理で全編良い雰囲気で惹きつける映画だった。
      >> 続きを読む

      2018/06/06 by taka_san

      「鑑定士と顔のない依頼人」のレビュー

    • 3.0 切ない

      雰囲気がよかった。
      解説サイトたくさん読んだけれど、ああそういう意味なんだ~とは頭で理解できたけれど……なんだか納得がいかないTT
      うまく言えないけれど、感覚が理解できないというか…。

      2018/03/15 by pink-tink

      「鑑定士と顔のない依頼人」のレビュー

    • 5.0 切ない

      もう一度見たい

      2017/07/17 by 希望的観測

      「鑑定士と顔のない依頼人」のレビュー

    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      偏屈な老人の、あまりに年の離れ過ぎたものへの恋。まるでDV夫のように激情しては謝るを繰り返すメンヘラの女。老人に辛く当たられてもなぜか親切な周囲の人間。部屋中の異常な数の女の肖像画。向いのバーの変わった女性。作中にはただのラブストーリーでは説明しきれない違和感がいっぱい散りばめられています。

      途中から最後の展開がなんとなく読める人も多いのではないかと思うのですが、しかし何度も、あれ?やっぱりハッピーエンドのただのラブストーリーか?あれ?やっぱりこの人はただの良い人か?と思いなおさせられる仕掛けが沢山あり、全く飽きさせないのが素晴らしいです。そして作中に感じた違和感はラストで全て綺麗に回収されます。ストーリー的には予想外のラストではないけれど、しかし圧巻のラストで、不思議な気持ちになりました。

      人生の残りを、絵の中の大勢の女と過ごすか、生身の女とのたったひとつの思い出と過ごすか。どちらがいいのかわかりませんが、私は個人的に、 これはこれでひとつのハッピーエンドの形だと思いました。確かにキツイですが、こんな事でもない限り、彼は生身の女を愛する事を体験する術は無かったのではないかと思うからです。詐欺という「偽物」の中に混じっていた「本物」は、老人のクレアに対する愛。しかし老人は、クレアの自分に対する愛こそが「本物」なのではないかと期待し信じたまま記憶が止まる…とても深遠な作品でした。
      >> 続きを読む

      2017/07/01 by rieporo

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    鑑定士と顔のない依頼人
    カンテイシトカオノナイイライニン

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