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ロブスター

THE LOBSTER
公開: 2016/03/05
製作国: アイルランド , アメリカ , イギリス , オランダ , ギリシャ , フランス
配給: ファインフィルムズ

    ロブスター の映画レビュー (最新順)

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    全12件
    • 0.0

      公開時ちょっと気になった映画。

      ホテルに軟禁され、期間中に配偶者を見つけられないと、動物に変えられてしまうという風刺的かつシュールな設定。主人公は、予めロブスターを選んでいて、それが題名の由来。犬が一番人気というが、なぜロブスターなのか?なんて考え始めたら、あなたはもう監督の術中にハマっている。

      この世界観を、ストーリーの中で違和感なく観客に示してゆく手腕は大したものだし、独身者たちのキャラ造形も個性的で、辛辣に描かれており面白い。残酷な描写が、非現実的な設定だから笑えるというのは、ちょっと珍しい体験かもしれない。

      主人公は、コリン・ファレル。颯爽と映画界に登場し、一時はアレクサンダー大王を演じたり、アクション大作で主演したりしていたが、本作ではしょぼくれた中年を見事に演じている。崩れた体型が役作りなのか、不摂生と怠け癖に由来するのか、もはやわからないほど。もしや『ビガイルド』のヌードはボディダブルで、だからニコール・キッドマンに体を拭かれるシーンがイマイチ魅力がなかったんだろうか。

      それはともかく、配偶者選びと森に隠れ住む逃亡独身者狩りが物語の「承」であり、「展」の部分までは予告を観ていたなら、大体想像がつく(それでも、細かい設定が観客を引っ張ってゆく)。

      問題は、日本人ならある文豪の不朽の名作を浮かべざるをえない「結」の部分。ここに至ると、もうあのラストしかありようがないようにも思える。

      この結末をあれこれ解釈し始めると、やはり監督の術中にハマっていることになるのだが。
      >> 続きを読む

      2021/05/04 by かんやん

      「ロブスター」のレビュー

    • 日本の…文豪の…不朽の名作…。芥川かしら。

      2021/05/04 by Foufou

    • ぜひご覧になって、お確かめ下さい。

      2021/05/05 by かんやん

    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      独身者が身柄をホテルに送り込まれ、45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられ、森に放たれてしまう、近未来を舞台にした鬼才・ヨルゴス・ランティモス監督の「ロブスター」は、とてつもなく面白い映画だ。

      ヨルゴ・ランティモス監督らしく、世界の境界線がテーマになっている。
      しかし、この世界では、森と都会の間の境界線は、はっきりしない。

      ドラマの進行とともに、世界設定自体が揺らぎ、曖昧さを武器に、意味ありげに戯れている。

      この映画は、恋愛や結婚へのアイロニーに満ちた風刺劇とも、一回りして讃歌とも、メタファーとも、あるいは谷崎潤一郎も驚くほどのメロドラマとも言える、多面的な凝った内容となっている。

      そして、それを素直に愉しめる雰囲気ではないところが、さすが曲者監督だなと思う。

      コリン・ファレルやレイチェル・ワイズ以下の芸達者が、荒唐無稽な物語と舞台の設定で、監督の指示に従い、ひねりの効いた設定や細かいルールの複雑さに囚われて、なかなか演技だけに集中しづらい中、映画作りを楽しんでいるのがよくわかる。

      観終えた後、もっと笑えてもいいはずだと思ったけれど、爆笑できないのは、やはりこの映画がヨーロッパ辺境の歴史や時代性を反映し、考えさせてしまうからだろう。

      キャラクター中心の人情コメディーが好きな人には、イマイチだろうが、実験的なブラックユーモア映画が好きな私としては、神話から監獄論までいろいろ想像できる、すこぶる面白い映画でしたね。
      >> 続きを読む

      2020/09/18 by dreamer

      「ロブスター」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      ヘンテコ映画でおもしろかった。

      奇想天外SFコメディ。
      大好物です。

      ホテルでの男性独身者に対しての「尻コキ」(?)ですが、あれに対する女性独身者には何があるのでしょうか。気になりますw


      (allcinema)
      長編2作目の「籠の中の乙女」が世界的に注目を集めたギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス監督がコリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、ジョン・C・ライリー、ベン・ウィショー、レア・セドゥら豪華キャストを起用し、自身初の英語作品に挑んだ奇想天外SFラブ・ストーリー。独身が罪とされるディストピアの世界を舞台に、“独身者”としてパートナーを見つめるための施設に送られた主人公を待ち受ける驚愕の運命を、寓意に満ちたユニークかつシニカルな筆致で描き出す。
       突然妻に去られ、独身となってしまったデヴィッド。兄である犬とともにとあるホテルに送られる。彼はそこで45日以内にパートナーを見つけなければ、事前に希望した動物へと姿を変えられてしまうのだった。ちなみにデヴィッドの希望はロブスター。こうしてデヴィッドのパートナー探しは始まるが、まるで思うようにいかず、ついにはホテルを脱走し、森へと逃げ込む。その森には独身者たちが隠れ住んでおり、女性リーダーを中心に強固なコミュニティが築かれていた。そこではホテルとは逆に、カップルになることは固く禁じられていた。そんな中、皮肉にも一人の女性と恋に落ちてしまうデヴィッドだったが…。
      >> 続きを読む

      2019/06/14 by motti

      「ロブスター」のレビュー

    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      レアセドゥ見たさと独身は動物にされるっていう設定が面白そうなので楽しみにしてたけど、
      あんまりだった。実験されてる気分になるし。
      後からコメディって知って、ブラックシュールすぎて気づかね〜ってなった。

      後からいろんな人の考察を読んで、
      愛なんて不確かで、性欲だけが男女を結びつける
      。ラストも戻ってこず、生殖しつづけるロブスターになったんだろうなーなんて思った。わからんけど…

      レアの睨み顔が好きだ。
      >> 続きを読む

      2018/11/14 by sayonara-3

      「ロブスター」のレビュー

    • 4.0

      日本で公開は2作目だけど、奇才ぶりを見せつけるヨルゴス・ランティモスが定着した作品。

      夫婦でいるのが当たり前な未来の時代に、妻に捨てられたデイヴィッドは相手を見つけるため決まりごとの有るホテルへ。
      そこでは45日以内に相手を見つけないと動物に変えられてしまう。

      何とも奇妙な世界観だが、それをすぐに分からせる演出はかなりのもの。
      また変身する動物がロブスターというのも笑える。
      不条理としか思えないが、後半は更に制約がありのレジスタンスに身を投じる。

      愛という結論に至るのも意外性ありだが、コリン・ファレルを始め役者陣も的確。
      特にレア・セドゥーが作風にピタリとハマっている。

      ラストは観客に委ねるのだが、完結しないのがランティモスらしい。
      好みは分かれるだろうが、癖にもなる。
      >> 続きを読む

      2018/10/22 by オーウェン

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