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幸福

Lonley Heart
ジャンル: ミステリー・サスペンス , ドラマ
公開: 1981/10/10
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝

    幸福 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「幸福」は、市川崑監督が当時、大作のSF映画の企画が暗礁に乗り上げた時、「青春の殺人者」でブレイクし、日の出の勢いだった若き水谷豊と偶然、出会った時、彼に懇願され、水谷豊主演の映画の企画を練り始め、実現したといういわくつきの作品だ。

      「青春の殺人者」から5年ぶりの映画となる水谷豊は、テレビの仕事を休業し、この映画1本に賭けたと言われているほどの熱の入れようだったらしい。

      エド・マクベインの「87分署」シリーズの「クレアが死んでいる」の映画化と決まったが、恋人を殺された若い刑事のエピソードをベースにしつつ、シリーズの主人公キャレラ刑事を水谷豊に演じさせて、そのキャラクターを膨らませることに成功していると思う。

      妻に家出され、残された2人の幼い子供を抱えて、悪戦苦闘する刑事の家庭生活が丁寧に描かれている。

      水谷の当時のテレビのヒット作「熱中時代 刑事編」とはまるで異なる初めての老け役、初めての父親役に挑んだ水谷豊の抑制された演技が、実にいい。

      残り物で作る焼き飯、洗濯機で洗うジャガイモ、砂糖を入れすぎたコーヒー、トーストの焦げをこそぎ落して食べる場面などは、「相棒」の右京の真逆にある生活者のリアリティが、親子の絆の強さを実感させて、胸を打つものがある。

      一方で、殺人事件の捜査は、ロケーションを多用したドキユメンタリー調で、さすがに才人・市川崑監督だけあって、日本の刑事映画としても出色の出来栄えになっていたと思う。
      >> 続きを読む

      2017/12/11 by dreamer

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