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まぼろしの市街戦

Le Roi de Cœur
ジャンル: 外国映画 , ドラマ , アクション , コメディ , 戦争
公開: 1967/12/16
製作国: フランス
配給: ユナイト

    まぼろしの市街戦 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 5.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「まぼろしの市街戦」は、コミカルな娯楽アクション監督のフィリップ・ド・ブロカが、痛烈な戦争風刺喜劇として描いた奇跡のファンタジーだ。

      とにかく、この映画は、観た者すべてが魅了される不思議な魅力に満ちた、愛すべき大人のお伽噺になっていると思う。

      この映画は、公開当時、フランスではコケたが、ベトナム戦争が泥沼化していたアメリカでは、ヒッピーたちや学生たちに熱烈に支持されたと言われているんですね。

      第一次世界大戦下のフランスで、ドイツ軍が仕掛けた時限爆弾のために町はもぬけの殻になり、爆弾の撤去を命じられたイギリス軍の兵士アラン・ベイツが町に入ると、そこにいるのは、動物と精神病院を抜け出した患者ばかりだった-------。

      このイギリス人兵士は、それぞれ派手に着飾って、将軍や貴族や司祭や娼婦や床屋になり切った善良な彼らに、ハートの王様として歓待され、カーニバルの動物たちを解き放って、町を上げてのどんちゃん騒ぎが開始される。

      主人公以外、誰ひとりとしてまともな人間が出てこないのが素晴らしく、イギリス軍とドイツ軍が鉢合わせして全滅した後、患者たちが急に「もう十分遊んだ」と言って、病院に戻るというアイロニーに満ちた皮肉な結末に、戦争をしている人間と精神病院にいる人間-----狂っているのはどっち? というように痛烈に戦争を風刺しているんですね。

      ジョルジュ・ドルリューの音楽もとても印象的で、サーカスの芸人のように綱渡りをするヒロインのジュヌヴィエーヴ・ビジョルドが、天使のような愛らしさで、最高に素敵でしたね。
      >> 続きを読む

      2018/12/26 by dreamer

      「まぼろしの市街戦」のレビュー

    • 4.0

      イギリス軍に追跡されていたドイツ軍は占拠したフランスの田舎町に大量の時限爆弾を残していく。
      その解除を命じられたプランピック二等兵が町に乗り込むが、そこは精神病院から逃げ出した患者であふれていた。

      戦場下での笑いというとやはりアルトマンの「M★A★S★H マッシュ」に尽きる。
      あちらほどブラックではなく、無邪気に遊びに興じるという種が描かれている。

      だがそこには反戦映画の姿があり、戦争の始まりは常人ではないのである。
      ラストのキングの選択は興味深く、正気と狂気は紙一重であった。
      >> 続きを読む

      2017/03/20 by オーウェン

      「まぼろしの市街戦」のレビュー

    まぼろしの市街戦
    マボロシノシガイセン

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