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ネバダ・スミス

Nevada Smith
ジャンル: ミュージカル・音楽映画 , アクション , 西部劇
公開: 1966/07/23
製作国: アメリカ
配給: パラマウント

    ネバダ・スミス の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ネバダ・スミス」は、スティーヴ・マックィーンの代表作の1本だ。彼の素晴らしさは、何と言っても、あの行動力にあると言える。全身がバネのような機敏な運動神経、そこに我々映画ファンはしびれたものでした。

      彼が出現するまでのハリウッドの映画スターといえば、重量感はあっても、ハンサムであっても、こうした爽快な行動力を持っていたスターはいなかったと思う。

      TVの「拳銃無宿」でスティーヴ・マックィーンが登場して、みんながアッと驚いたと思うんですね。実に新鮮な感じだったのではないかと想像できますね。

      こうして映画界へ進出したマックィーンは、その後のハリウッドを代表する大スターへとなっていったんですね。

      この「ネバダ・スミス」は、「荒野の七人」や「大脱走」という集団アクション映画で、人気を高めていったマックィーンが、単独主演して大ヒットとなり、押しも押されぬ大スターになった記念すべき映画なのだと思う。

      とにかく、この映画はマックィーンの魅力を見事に結集したアクション西部劇であり、マックィーンの代表作の1本となった作品なんですね。親の仇を求めて、次々と決闘を重ねていくマックィーンの敏捷な大アクションが存分に楽しめる作品になっていると思う。

      この映画、実は初め「シェーン」のアラン・ラッドが演じるはずだったんですが、彼が亡くなってしまって、マックィーンが演じることになったんですね。この映画がまた、マックィーンの残された傑作の1本になるとは、何かのめぐりあわせを感じずにはいられません。

      この映画でのマックィーンは、次々と死を目前にした危険に見舞われることになります。それを乗り越えていくのは、もちろん彼自身の強い意志の力なのですが、私が心打たれたのは、そんな中で、幾人かの人の優しい心に救われて、実はその度に彼は成長していくんですね。そして、最後は、仇を殺さないで去っていくんですね。

      彼は復讐の空しさをはっきりと知るまでに、大きな人間に育っていったのだと思う。この映画のテーマは、実はここにあったんだと思うのですが、この人間像は、深読みすると、マックィーン自身の生きて来た道と重なっているような気がします。

      非行少年で、子供の頃から警察に四回も逮捕されて、15歳からさすらいの旅に出て、いわば世間に反抗した青春時代を送ってきたんですね。

      タンカーの乗組員や、テキサスの油田で働いたりと、いろんな仕事を経験して、そんな中で、彼に俳優になることを勧めてくれる人がいたり、いろんな人々の優しい心に助けられて、大スターへの道を進んだのです。

      彼自身の一生は、映画という"虚構の夢の世界"の中のドラマを通して、私たち人間の魂の旅路を語っていたような気がしてなりません。
      >> 続きを読む

      2017/11/30 by dreamer

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