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大西部無頼列伝

Indio Black
ジャンル: ドラマ , アクション , 西部劇
公開: 1971/10/16
製作国: イタリア
配給: ユナイト

    大西部無頼列伝 の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「大西部無頼列伝」のキャッチコピーには大いに笑ってしまいます。

      「どえらい悪事を お目にかけます 下っ腹に力を入れて覚悟してご覧下さい 面白ぇことは世界一です」や「戦乱渦巻く荒野の果てに颯爽と降り立った漆黒の賞金稼ぎ 今度のサバタは手強いですぜ 必殺ガンズ・バイブルで極楽浄土に行きなせえ」などと、まるで東映の仁侠映画のノリなんですね。きっと、これを考えた宣伝マンは、任侠映画のファンだったんでしょうね。

      この映画は、サバタシリーズの2作目ですが、1作目でサバタを演じたリー・ヴァン・クリーフが2作目の脚本が気に入らず役を降りたため、以前からこのカッコいいサバタの役をやりたいと思っていたユル・ブリンナーが、この"西部の007"とも言うべき、この役を演じることになりました。

      ユル・ブリンナーは、他人がやったカッコイイ役をやりたがる癖があって、かつて黒澤明監督の「七人の侍」を観て、自分も勘兵衛の役をやりたいと思って、自ら映画化権を買って「荒野の七人」に主演し、勘兵衛役に相当するクリスを演じたんですね。

      サバタのトレードマークは、もちろん黒ずくめの衣装です。1作目でのリー・ヴァン・クリーフは平たいツバのカウボーイハットにインバネス・コートを着たスマートなサバタでしたが、主役が突然、変更になった違和感を消すため服装や時代設定の変更を余儀なくされ、ブリンナーのサバタの服は同じ黒ですが、上着の袖やズボンにフリフリのフリンジが付いていて、なにか間が抜けたイメージなのです。

      そして、時代背景もメキシコ動乱期に移されていて、武器もクリーフが愛用していた「改造ウィンチェスターとデリンジャー」ではなく、「ガンズ・バイブル」というカセット弾倉のオリジナル銃に変わっていました。

      ところが、この銃が物凄いんですね。ライフルよりは少し小さめですが、拳銃よりはずっと巨大で、それを腰に下げているんですね。カセットの弾倉は10発入りで、横に装填して撃つたびに、一つずつ移動するというしろもの。こんな凄い銃を見たのは初めてで、かなり驚いてしまいます。

      とにかく、この銃を自由自在に撃ちまくるシーンは、もうやたらとカッコいいんですね。愛用の葉巻入れもカセット弾倉みたいなデザインで、実に凝っているんですね。この映画というか、このシリーズの楽しさは、やっぱり凝りに凝った武器や小道具の面白さなんだとつくづく感じましたね。

      そして、最大の見せ場は、マクシミリアン皇帝を擁するメキシコ軍との攻防のアクションシーンで、これでもかこれでもかというくらいド派手なんてす。サバタはダイナマイトではなく、ニトロを愛用していて、これをいたるところでうまく使って敵をやっつけていきます。

      タフで、頭の回転が速くて、無敵で射撃の名手という、まるで非の打ちどころのない"ウエスタン・ヒーロー"なのです。どんなに窮地に陥っても、安心して観ていられるというのは、西部劇の醍醐味です。
      >> 続きを読む

      2017/08/26 by dreamer

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