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どぶ鼠作戦

ジャンル: アクション , 戦争
公開: 1962/06/01
監督:
製作国: 日本
配給: 東宝

    どぶ鼠作戦 の映画レビュー (最新順)

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    全2件
    • 評価なし

      ハチャメチャだけど、この時代の日本映画の力強さがひしひしと伝わる作品でした。ハリウッドにも負けない、何でもありで貪欲に娯楽を追求した大胆な企画です。こんな自由さが何でなくなってしまったのか、個人的なお涙頂戴でなんとなく反戦映画っぽくお茶を濁しただけの戦争映画には何の感慨もありません。戦争を日常として知っている人たちが作り、見たからこそ、こういう作品が娯楽映画として成り立ったのかもしれません。

      2019/09/10 by fujisan

      「どぶ鼠作戦」のレビュー

    • 4.0 笑える クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この岡本喜八監督の「どぶ鼠作戦」は、「独立愚連隊」と共通するコンセプトで作られた戦争もののアクション・コメディだ。

      すなわち、時は日中戦争の最中。所は中国北方の最前線。白虎と呼ばれる主人公(佐藤允)は、もともとは日本の軍人だが、いまは軍隊を離脱して戦場で勝手なことをやっている男だ。

      「独立愚連隊」では新聞記者と名乗っていたが、この作品では特務機関を組織して、日本軍から謀略活動などを請け負って稼いでいる。いつもは、中国人たちを手下に使っているが、この物語では捕虜になった日本軍の青二才の参謀将校を、八路軍の本部のあるところまで潜入して救出する仕事を依頼され、前線の日本軍の兵隊たちのうち、軍法会議送りになって護送されようとしているガラクタ兵士たちばかり6名を連れて、この任務をやるのだ。

      つまりこれが、一種の"独立愚連隊"なのだ。彼らは、祖国愛のための軍隊の中ではロクなことはしないが、みんなひと癖ある連中で、困難な状況の中を生き延びるためなら天才的でもあるのだ。

      一方、敵方にもこの独立愚連隊みたいな組織があって、白虎の懸賞金が値上がりしたら襲うと公言し、白虎たちの行動をなにかと牽制しながら、つきまとってくる。こうして敵味方入り乱れながら、一難去ってまた一難の冒険が繰り返されるのだ。

      ストーリー自体は、まことに荒唐無稽だが、この荒唐無稽さには、ちゃんと意味があるのだ。忠義とかなんとか、そんなことのために死んでたまるかということである。生き延びるためには、頭を使え、神経を鍛えろ、そしてあまり大真面目にはなるな、チャランポランがいちばんということである。

      「独立愚連隊」の新聞記者の主人公のように、どこからともなく流れてきて、転属と称して日本軍の最前線部隊に入り込む明朗な兵士(加山雄三)がいる。これが抜け目のない男で、白虎の片腕のようになって、うまく立ち回るのだが、最後にどんでん返しがあって、彼は中国人だとわかる。

      しかし、実は彼も中国のために戦っているわけではなくて、白虎と意気投合してもいるのだ。加山雄三のように、当時、好感度抜群でいちばん人気のあるスターに、こういう敵側の役をふっているあたりに、この映画の、敵とか味方とかの区別なんて無視したいという、"国籍抹消願望"は実に躍如としていると思う。
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      2017/10/23 by dreamer

      「どぶ鼠作戦」のレビュー

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