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ウエストワールド

West World
ジャンル: 外国映画 , ミステリー・サスペンス , SF , アクション
公開: 1973/12/15
製作国: アメリカ
配給: MGM

    ウエストワールド の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全3件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ウエストワールド」は、アメリカのベストセラー作家マイケル・クライトンが、長年暖めていた企画を自身で脚本・監督した"近未来SFサスペンス映画"です。

      映画の舞台は、デロスランドという科学技術の粋を集めた、近未来のレジャーランド。そこは未来の文明であると同時に、人間の欲望が生み出す、根源的な夢の世界、理想郷でもあったのです。

      例えば、女のロボットはセックス・ロボットとして人類最古の職業と言われる娼婦の役割を担うのです。科学が進歩すればする程、逆に人間の持つ古さが明らかになるのは、実に皮肉です。

      そして遊びに、これ程、頭脳と情熱と物量が消費されるという事は、人間が"ホモ・ルーデンス"である証明と言えます。

      このデロスランドというレジャーランドは、帝政ローマ、中世ヨーロッパ、アメリカ西部の三つの遊び場から出来ていて、これら三つの娯楽世界は、ハリウッド映画のパロディーでもあり、例えば、西部劇がそうです。

      客たちはウエストワールドで、ハリウッド映画でお馴染みの、早射ちの決闘、酒場での大乱闘、牢破り、サロンの女との恋を存分に楽しむ事が出来るのです。

      そして、最大の楽しみは何と殺人なのです。といっても、人間そっくりのロボットを殺すという----。これは、ナチスによるユダヤ人大量虐殺も、アメリカ人の黒人奴隷酷使も、彼らを人間とは思わなかったからこそ出来たと考える時、デロスランドでの殺人ごっこも何やらゾッとするものに見えてきます。

      そんなデロスランドは、何の問題もないように思えていましたが、しかし、不自然に作られた世界はいつしか必ず、破綻するものです。デロスランドを統括していたコンピュータに異変が生じたのです。

      そして、このコンピュータは、機械以外のものを排除しようとし始めるのです。そのやり方は最初、巧妙でしたが、次第に猛威を奮い始め、あからさまに人間に対して牙をむいてくるのです。

      こうして、人間たちは、自分たちが作り上げた機械文明に、鉄槌を下される事になるのです----。

      主演のユル・ブリンナー演じるガンマン・ロボットが、「荒野の七人」のクリスを思わせる衣装で登場し、常に能面のように無表情なのです。だが、その顔の皮膚を剥がすと、機械の顔が現われるのです。そして、その機械の顔が、人間の方の顔よりも表情が豊かで、笑みをたたえているかのようなのです。無表情の中の有表情とでもいうような、そんな様々な機械配線の中に感情が見えて来るのです。

      そして、この"ガンマン・ロボットの反乱"は、歴史の中で殺されていった者たちの"反逆の始まり"なのかも知れません。

      現在、我々はまさしく、機械文明の真っ只中で生活しているわけで、機械のない生活はもはや考えられないし、機械によって生かされているといっても過言ではありません。そして、人間は、現在よりも更に豊かな生活を望み、このもっと、という感情が、SF映画を産むのかも知れません。そして、人間の想像力は、どんどん文明を追い越していくのだと思います。
      >> 続きを読む

      2016/12/18 by dreamer

      「ウエストワールド」のレビュー

    • 3.0

      楽しいテーマパークが牙をむく。

      『ドラえもん のび太と銀河超特急』の元ネタはこれか~と思いながら観賞。
      最初の犠牲者が出た辺りは怖かったな、それまでめちゃくちゃ明るかったからなおさらヒヤっとした。

      2015/05/26 by きりゅう

      「ウエストワールド」のレビュー

    • ドラえもん映画に元ネタがあったとはw
      ドラえもんだからこそ怖さが和らいでいたものの実写だと怖さは大きいでしょうね >> 続きを読む

      2015/05/27 by magugafin

    • 安全神話が崩される瞬間というのはやっぱり怖いですね((´д`))

      2015/05/27 by きりゅう

    • 4.0 ハラハラ

      まるで現代のジュラシックパークのような世界観と、ターミネーター的キャラといいSFとしての設定は中々に面白い。

      もちろん細かく言えば荒も見えるのだが、それを吹き飛ばす後半の逃亡劇が見物。

      何しろあのユル・ブリンナーが「荒野の七人」そのままの衣装で、銃を携え殺そうとしてくるのだからこりゃ恐ろしい(笑)
      しかしこの役を引き受けたブリンナーもすごいもんだ。

      ターミネーターのようなしつこさを見せるブリンナーの怪演が、本来の主役を完全に差し置いている。
      前にリメイクの話があったが、今の時代結構良さげな物が出来そうだと思う素材です。
      >> 続きを読む

      2015/02/10 by オーウェン

      「ウエストワールド」のレビュー

    • 「荒野の七人」が好きなので、是非観たい!ような、やめておいた方が良いような、複雑な気分です... >> 続きを読む

      2015/02/11 by ice

    ウエストワールド
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