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2016年07月のおすすめ映画

2016年07月のおすすめの映画

Book Information

4.1 4.1
ジャンル: ドラマ
公開: 2004/07/10
製作国: アメリカ
配給: ヘラルド
製作: デイヴィッド・カーシュナー・プロダクション=デジタル・ドメイン・プロダクション


    梅雨ですねー。嫌ですねー。でも、もうすぐ夏ですねー。
    そんなときは、爽やかな、こんな映画はいかがでしょうか?

    『ウォルター少年と、夏の休日』

    良いタイトルなんですが、原題はこんな感じです。

    『Secondhand Lions』

    うん、これはこれで、とてもしっくりきます。
    理由は、見てのお楽しみということで。。。

    物語の舞台は、1960年代のテキサスの片田舎です。
    ウォルター少年は、母親に連れられて、大伯父さん二人のもとに預けられます。
    母親が勉強のために通学する間だけ、という約束のようですが、どうにも胡散臭いです。本当に勉強するの?

    さて、母親の話によると、大伯父さんたちは、40年ほど消息不明になっていて、最近、戻ってきたということです。
    しかも、莫大なお金と一緒に。
    母親からは、そのお金の隠し場所を探すように依頼されてしまいます。あわよくば、遺産相続も狙っているようです。

    荒野の道を進み、大伯父さんたちの家に着くと、ショットガンを構えた老人二人が家のポーチに座っています。
    愛想がありません。やばいです。こんな爺様たちと一緒に居たくありません。
    しかーし、そこは欲望に目がくらんだ母親、ウォルターを置いて去っていきました。

    大金の噂を聞きつけたセールスマンが、大伯父さんたちを訪ねて来ます。
    しかし、彼らはショットガンの威嚇射撃を行い、セールスマンを退散させて喜んでいます。
    これが彼らの日課のようです。

    ウォルターは、帰る場所もなく、母親が戻るまで、ここに住むしかありません。
    こうして、3人の不思議な生活が始まるのですが。。。

    主人公のウォルター少年は、シックスセンス等で有名なオスメント君です。
    メインキャストの大伯父さん2人も、かなり素敵な俳優さんです。
    しっかりもので優しいお兄さんガース役は、マイケル・ケイン。
    ちょっと無鉄砲だけど男気のある弟さんハブ役は、ロバート・デュヴァル
    彼らの演技と台詞のやりとりが、とても見応えのあるドラマを作り出しています。

    ガースとハブは、40年前、とある事情で戦地に赴きます。本意ではないのですが、巻き込まれちゃう感じですね。
    そこから、波乱に満ちた人生を歩むことになります。とても素敵なラブロマンスもあったりして。
    彼らは、そんな過去のドラマをウォルターに話して聞かせます。
    最初は半信半疑だったウォルターも、物語の続きが気になり、自ら話を聞かせてもらうようになります。
    この過去のドラマの映像が、少しコメディタッチで、おとぎ話みたいで、素敵な描き方なんですよね。

    そんなガースとハブの生き方や人柄に触れていく中で、ウォルター少年は、彼らとの信頼、愛情、人生の中で大切なもの、を学んでいきます。
    また、ガースとハブも、少年から大切なものを学んでいきます。
    でも、忘れちゃいけません。お母さんは、少年を連れに戻ってきます。遺産目当てに。
    果たして、ウォルター少年の未来はどうなるのでしょう??

    この映画を見終わったとき、なんとも言えない清涼感が、心を満たしてくれました。
    「とても良い時間を過ごせたなぁ」
    なんてことを、素直に思ったりして。

    まだご覧になっていない貴方、ぜひ、お勧めですよ。
    年齢に関係なく、楽しめると思います。
    ちょっと涙腺を刺激されたりもして、とても素敵な映画です。

    あと、マイケル・ケイン。
    素敵ですよね。ダークナイトのアルフレッド役も、大好きでした。
    これは蛇足ですね、失礼しました。。。

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    レビュー

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    • 3.0 切ない

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      身持ちの悪いシングルマザーによって、厄介払いするかのように2人の大叔父たちのもとに、置き去りにされた少年。

      世間と隔絶した場所で気ままに生きている2人の大叔父たちは、物凄い大金を隠し持っているとの噂があって、それを狙ったあさましい親戚の連中や、セールスマンが始終訪ねて来る。

      大叔父たちと、ひと夏を過ごすことになった少年は、彼らが語る、若い頃の冒険談に心をときめかせるのだった-----。

      いいストーリーだ。いい役者たち、巧みな演技だ。大きな欠点のない演出だ。そして、そこそこ楽しめる映画でもある。しかし、これだから映画は難しい-----と思う。

      少年の成長を描く物語というくくりで観れば、確かに良心的で、尚且つ、面白い映画だと思うのだが、ここに老人の語る昔話・自慢話・ホラ話が絡んでくるから、アンフェアだと自覚しながらも、どうしたってティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」との比較をしたくなってくる。

      あの映画における、鮮やかな現実とファンタジーとの交差に映画的な高揚感を満たしてくれたということを思い起こせば、この映画の良心すらも、いつしか輝きを失い、凡庸のカテゴリーに居場所を見い出すことになってしまう。

      老人の語る昔話は事実なのか、それとも、その大金は噂が語るように犯罪に絡んだ後ろ暗いものなのか? マイケル・ケインとロバート・デュヴァルの2人のオスカー俳優の演技が巧みであることや、彼らを映画という虚構の世界の中で観ることの楽しさを否定するものではないのだが、設定から考えても、明らかにミスキャストの2人を起用することでしか、その「サスペンス」を生み出せなかったことは、恐らくこの映画の最大の弱点であるように思う。

      要するに、「傭兵として戦地を転々とし、20人力で荒くれ男どもをなぎ倒し、絶世の美女をめぐって争った」などという話を聞かされて、その成れの果てがロバート・デュヴァルだと言われても困るのだ。

      ロバート・デュヴァルとマイケル・ケイン、この2人が長い間、故郷を離れて暮らしたテキサス男と言われても、それはどう考えてもあり得ない大嘘に見えてしまう。

      嘘かも知れないが、本当かも知れない、嘘かも知れないけれど幾ばくかの真実があるかも知れない-----、そう思わせる役者がどれほどいるのかと言われると、あの「アイアン・ジャイアント」の脚本を書いたティム・マッキャンリー監督が、自身で脚本を書いたはいいが、結構悩んでしまったのではないだろうか。

      結果として、昔話をそのまま映像化した活劇シーンと、テキサスの自宅のポーチに腰を下ろす2人の老人との間に、"埋めがたき乖離"が生まれ、物語的な一体感をも損なう結果になってしまったのだと思う。

      色々なエピソードが、うねりをもってドラマに貢献するのではなく、バラバラとまでは言わないまでも、そこに整理整頓されて並んでいるかのような印象の作品なのだ。

      とは言いながらも、老人2人の過去の体験談を映像として見せるパートは、そのちょっとばかりの作り物っぽさ、安っぽさも含めて、まさに絵に描いたような「オールドファッションなハリウッド活劇」の雰囲気を醸し出していて、そんなところが、なんとも心が浮き立つ良さはあると思う。

      「シックス・センス」で天才子役の名声を得たハーレイ・ジョエル・オスメント君は、すっと背が伸びて青年前期といった風情になっているが、あの独特の"泣き顔"は、相変わらず健在だ。

      この作品では、実力派の老俳優2人を相手に、楽な演技をさせてもらったというような印象だ。優等生映画の優等生演技に囲まれて、一番印象に残ったのは、フラフラと馬鹿な男について行く、どうしようもない愚かな母親を演じたキーラ・セジウィックの開き直りっぷりだ。

      ああいう母親を持ち、一時は孤児院に預けられもしたというオスメント君の役柄には、心底、同情したくなること請け合いだ。
      >> 続きを読む

      2017/04/19 by dreamer

      「ウォルター少年と、夏の休日」のレビュー

    • この映画を観たのはだいぶ昔ですが、とても好きでした。もう一度観たらどうかな?久しぶりに観たくなりました。

      >どうしたってティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」との比較をしたくなってくる。

      「ビッグ・フィッシュ」を観たことがないのですが、こちらもぜひぜひ観てみたいです!
      >> 続きを読む

      2017/04/19 by chao

    • chaoさん

      コメント、有難うございます。

      ティム・バートン監督の「ビッグ・フィッシュ」は、私が愛してやまない大好きな映画の1本で、この「ウォルター少年と、夏の休日」が、ドラマとしての基本的なコンセプトが良く似た構造なので、つい比較してしまい、少し辛口のレビューになったかも知れません。

      「ビッグ・フィッシュ」は、とても素敵な、心温まる作品ですので、是非、ご覧になられることをお勧め致します。

      そして、ご覧いただいた後に、私のレビューに目を通していただければ幸いです。

      >> 続きを読む

      2017/04/19 by dreamer

    • 4.0 切ない

      ハッピーエンドになるかどうか少し不安だったけれど、楽しんで見れた。気難しい老人と少年なんてよくある設定だけれども、大自然と古き良き時代設定(とはいっても外国だが)と3人の友情がとてもマッチしていて最後の方は切なく、でも明るい気持ちで見終わることが出来た。

      2014/01/25 by rikako0726

      「ウォルター少年と、夏の休日」のレビュー

    • 息子を持って思いますが、自分と同じ道を進んでくれとは思わないものの、自分の後を託すことができる存在だと思っています。

      老齢で生きる意味を失っていた老人なんだとしたら、十分、生き甲斐になるのはわかります。
      >> 続きを読む

      2014/01/26 by ice

    • 世代を超えたお仲間ってワクワクしちゃいますよねー

      2014/01/26 by makoto

    • 5.0 泣ける 笑える 切ない 元気が出る

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      最高。
      夏の日に涼みながらTVで観たい映画だなあ。
      こんな年の取り方してみたいもんだ。

      セールスマンを銃で追っ払う・金目当てできた親戚を追っ払うシーンが好き。

      始めの「今すぐ引き返せ」が終盤ではまた別の意味になっていて…。

      最後もクレイジーな死に方ですごく良かったし、
      なにせ聞かされていた話がまさか本当だとは!となって楽しかった。

      なんせ叔父二人の配役が素晴らしいね…。
      中盤の池でのハグには思わずほろりとくる。
      すごいあったかくなる映画です。
      >> 続きを読む

      2015/02/17 by Gomez

      「ウォルター少年と、夏の休日」のレビュー

    • あのラストの雰囲気はこっちもなぜかニンマリしてしまいますねー

      2016/07/01 by つまようじ

    • 5.0 泣ける 笑える

      あまり有名でない映画なのが信じられない、とてもとても良い映画です。

      型破りなおじいさん達と暮らす事になった少年。
      その3人の生活が観ていて本当に心温かくなります。

      ハチャメチャだけど、こういう大人はとても素敵です。

      この映画をもっともっと多くの人に観て欲しい!
      心からそう思います。
      >> 続きを読む

      2013/08/20 by Sophie

      「ウォルター少年と、夏の休日」のレビュー

    • 4.0 泣ける

      三人の友情に心温まる映画。
      子供の心を持ち続ける大人でありたいと思えた。

      2015/03/17 by lisa

      「ウォルター少年と、夏の休日」のレビュー

    • この作品知りませんでしたが、高評価の作品ですねー!
      少し前の方のレビューで夏に観たい、というのがあったのでちょっと観るの待とうかと思います笑 >> 続きを読む

      2015/03/17 by coji

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    ウォルター少年と、夏の休日
    ウォルターショウネントナツノキュウジツ

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