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ガーディアン(字幕スーパー版) [VHS]

ジャンル: SF , ホラー
監督: ウィリアム・フリードキン
キャスト: ジェニー・シーグローブ
形式: VHS 92分 Color , Subtitled
定価: 16,016 円
発売元: CICビクター・ビデオ

    ガーディアン(字幕スーパー版) [VHS] の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 4.0 ハラハラ クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「ガーディアン」は、1970年代にオカルト・ブームの頂点に立った「エクソシスト」のウィリアム・フリードキン監督の作品で、「エクソシスト」から17年ぶりの作品なので、恐怖を新しい方法でどのように描くのかという期待があったのだが、その割りに公開当時は、話題として大きく取り上げられなかったが、私は個人的には、この映画の持つ神秘的なところが大好きだ。

      お話は、何ひとつ不自由のない素敵な夫婦に子供が生まれてベビーシッターを雇うのだが、実はこの美しいベビーシッターが、何か怪しいと言うところから始まっていくのです。

      この女優がそういう怪しさをとてもうまく表現していて、「この映画はホラーなんだよ」という世界を表情で作り上げているんですね。そして「一体、どういう女性なんだろう?」と思わせる、とてもうまい演技をするのです。

      このベビーシッターは、一見、優しいように見えて、実はここの子供をさらおうとしているのだ----。

      この映画は、後に作られた「ゆりかごを揺らす手」と比較してみると、この映画の方が先に作られたのですが注目されなくて、そのかなり後に、いわゆる"ヒューマン・ホラー"というものが注目され始めた時に、「ゆりかごを揺らす手」が大ヒットしたのだ。

      しかし、この「ゆりかごを揺らす手」は、「ガーディアン」とそっくりなお話なのだ。

      「ガーディアン」が「ゆりかごを揺らす手」と違うのは、この美しい女性が子供を狙ったのには理由があって、実はこのベビーシッターは人間ではないということなのだ。

      そして、見どころは何と言っても、この女性が正体をあかすシーン----。

      森の中に歩いていった時に、木の太い幹の中に体がじわじわと入っていって、顔が木目になっていく。とてもミステリアスでぞくぞくするシーンだ。やっぱり、フリードキン監督の恐怖演出は他の監督の追随を許さない凄さを持っているなと、あらためて実感させられる。

      この映画の根底には、童話の「ヘンゼルとグレーテル」にも見られるように、"山岳信仰"があるのだと思う。現代のアメリカにも残っていると言われる「小さな兄弟の魂を闇の世界が欲する」という、古代ドルイド教団の教えというのが、社会の底辺に流れているのかも知れない。

      これは、樹齢100年を経た樹木に"邪悪な霊"が宿るという暗黒の教えなのだが、悪魔が降りて来て魔物と化してしまうということなのだ。それは、自分たちの生命を守るために、新しい生命を取り込んで行こうとする悪魔なのだ。

      だから、普通のホラー映画に見られるような、おぞましいシーンが一切なくて、この怪しきベビーシッターの行動によって、不気味さというものが心のなかに、じわじわと入って来て、それでいて何か"神経症的な童話の世界"を見ているような、そういう雰囲気が感じられるのかも知れない。
      >> 続きを読む

      2017/01/26 by dreamer

      「ガーディアン(字幕スーパー版) [VHS]」のレビュー

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    ガーディアン(字幕スーパー版) [VHS]

    ガーディアン(字幕スーパー版) [VHS] - ウィリアム・フリードキン | 映画ログ
    ASINコード:B00005GUVX
    JANコード:4988113006736

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