こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 映画ログ - 映画ファンが集まる映画レビューサイト →会員登録(無料)

はつ恋 [DVD]

ジャンル: ドラマ , ラブロマンス
監督: 篠原哲雄
キャスト: 田中麗奈 , 原田美枝子 , 平田満 , 仁科克基 , 佐藤允
形式: DVD 115分 Color , Dolby , Widescreen
定価: 4,104 円
発売元: バンダイビジュアル

    はつ恋 [DVD] の映画レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順 すべての映画レビューとコメントを開く
    全2件
    • 4.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      大真田祭りが終わったというのに、なかなか借りられなかったこの作品、ようやく見れるチャンスがあったので見ました。足向けて寝れません。
      馬にも乗らず刀も振り回さず人も斬らない真田さんの演技が新鮮。
      タバコとパチンコのダメ男ぷりも、根っからの怠惰に見えずストーリーもそういう流れに。

      大人にはそれぞれの事情があって、ロマンティックにドラマティックに望んだような展開はできないもんだ。
      「あの時」はあの時だし、「いつか」は来ない。

      2000年の作品ということで、約20年前にしてもおいプライバシー!?と思う部分もあるし、もちろん携帯電話は出てこないのが余計もどかしさやすれ違いを強調していて、想像が捗る。
      田中麗奈のファッションが90年代あの頃の感じで懐かしい。
      自分も似たような経験があり、その頃にこの作品を見てなくてよかった。

      娘がファンタジーで暴走しても咎めず逆に恋や人生について教えるあまりに寛容な母親に、人間ができているなぁと感心。
      うちなら速攻で怒鳴られてる。
      東京で一戸建てでお金持ちっぽいもんな、余裕があるんだ人生に。羨ましい。

      真田さんも一見コメディぽく空気も読めないダメ男かと思いきや、仁義を通すとこはちゃんと通す大人でよかった。

      7月も終わりに見てしまって、桜の季節に見ればよかった。
      >> 続きを読む

      2019/07/30 by shiduka

      「はつ恋 [DVD]」のレビュー

    • 5.0 切ない クール

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この映画「はつ恋」は、デビュー作の「月とキャベツ」で注目された俊英・篠原哲雄監督による、切なく心に染みる秀作だ。

      高校生の聡夏(田中麗奈)が、不治の病で病床にある母(原田美枝子)が、昔ある人に宛てた古いラブレターを見つける。24年前に叶えられなかった約束を実現させようと、彼女は母が胸に閉じ込めておいた思い出の人を探し出そうとする。

      母の思い出をたどるうちに、自らも成長していくヒロインを、田中麗奈が自然体の魅力で好演していて、久石譲による甘く切ない感傷的な音楽も、情感豊かにこの映画の全編に渡って流れていて、このドラマを情感豊かに包み込んでいると思う。

      この映画はまず長澤雅彦の脚本が非常にうまく書けていて、意外また意外という、話の展開の面白さで、見させてくれる。

      真田広之演じる聡夏の母のはつ恋の男は、借金だらけの貧乏暮らしをしていて、これじゃあ再会させてもロマンチックにならないからと、彼女は彼をこざっぱりとしたいい男に仕立てていく。

      この二人のエピソードがまた、微笑ましくもあり、コミカルでもあり、切なささえ感じさせて、とても素晴らしいのだ。

      彼女の母とその男は、信州の伊那谷の同郷で、故郷の村はダムの底に沈んでいる。そして、その村で昔、母とその男は愛し合ったのだが、二人の思い出の桜の下で、もう一度、彼と会いたいというのが母の願いだったのだ。

      聡夏は別の場所に移植されているその桜の存在をつきとめ、その下での母とそのはつ恋の男との再会を計画して、実行に移すことに----。

      しかし、聡夏はひとりで母のはつ恋に酔っているが、母はもう夢見る少女ではなく分別のある大人だし、好人物の夫(平田満)もいる。相手の男だって、一見、風来坊のように見えるが、ちゃんとした思慮はあるのだ。

      さて、ひとりでロマンチックになっている聡夏の夢に、大人たちはどう対応することになるのか? 好人物揃いの登場人物たちの誰の心も傷つけない、気持ちのいい解決はあり得るのだろうか? ----。

      これはかなり難問だが、この映画はみんなが納得する結末にまで、ストーリーは巧みに流れていって、我々観る者を飽きさせない。

      篠原哲雄監督は、この難問に対して、それらを嫌味なくうまくまとめていると思う。伊那谷の母の故郷の村への旅がどうなるのか? 期待させておいて、美しい眺めの中で、気持ちのいいケリをつけ、良かった良かった、これでいいんだという気持ちにさせてくれるのだ。

      田中麗奈が初々しく、はつらつとした演技で可愛くて、非常に好感が持てるし、原田美枝子の落ち着いた美しさとよく調和していると思う。平田満が、またいかにも平凡な善人という感じをよく出している。

      そして、何よりこの映画で素晴らしかったのは、やはり母のはつ恋の男を演じた真田広之の繊細で深みのある演技だ。結婚生活で子供を失くし、妻との生活もうまくいかなくなり、生きる事に自信を失くしていた男が、聡夏の純粋な心での行動に触発され、人生を再びやり直そうと"再生していく姿"を、実にデリケートに演じていて、素晴らしいの一語に尽きる演技を示していたと思う。
      >> 続きを読む

      2017/02/07 by dreamer

      「はつ恋 [DVD]」のレビュー

    はつ恋 [DVD]

    はつ恋 [DVD] - 篠原哲雄 | 映画ログ
    ASINコード:B00005HX2M
    JANコード:4934569607263

    会員登録(無料)

    今月のおすすめ映画
    読書ログはこちら
    映画ログさんのラック

    レビューのある映画

    最近チェックした映画