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ザ・スパイダースの大進撃 [DVD]

ジャンル: ドラマ , コメディ
監督: 中平康
キャスト: ザ・スパイダース , 和泉雅子 , 真理アンヌ
形式: DVD 82分 Color , Dolby , Widescreen
定価: 4,935 円
発売元: 日活

    ザ・スパイダースの大進撃 [DVD] の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 3.0 笑える

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      1960年代後半のGS映画は、ビートルズ主演映画の「HELP! 四人はアイドル」を下敷きにしたものが多く、この当時のGSの代表的なグループであった、ザ・スパイダース主演の「ザ・スパイダースの大進撃」もその線で撮られた作品だと思います。

      堺正章のタンバリンに仕込まれた宝石を狙って、2つの組織がそれぞれに暗躍し、スパイダースをピンチに陥れるという三つ巴のスパイ・アクションが展開していくのです。これも当時、大流行していた、スパイ・アクション映画からの影響を大いに受けていますね。

      1960年代に、「危ないことなら銭になる」や「黒い賭博師」などを撮っていた中平康監督にとっては、このジャンルはお手のものといった感じで嬉々として撮っているのがわかります。

      シタールを用いた場面転換も「HELP! 四人はアイドル」からの引用だと、もろにわかってしまうおかしさ----。この時代の映画のおおらかさ、あっけらかんとした楽しさが伝わってきます。

      ザ・スパイダースの2トップの堺正章と井上順のほとんどアドリブに近い掛け合いの面白さがフューチャーされた他、おかしな知恵者的な役割のムッシュこと、かまやつひろし、ボス格の現在の芸能界で泣く子もだまる田辺エージェンシー社長の田辺昭知など、それぞれのメンバーに役割を振っている点が、当時の他のGS映画とは異なり、メンバーの中で地味な存在の加藤充にまで、「俺は無口なんだよ---」と言わせているのも非常に面白いと思います。

      そして、ザ・スパイダースのマネージャー役に和泉雅子、謎の美女に真理アンヌ。中平康監督はこの作品を最後に日活を解雇されますが、同じく日活を解雇された鈴木清順監督の日活での最後の作品「殺しの烙印」のヒロインも真理アンヌだったので、何か因縁めいたものを感じてしまいます。

      とにかく、このハチャメチャに楽しいこの映画は鹿児島でのロケも敢行し、演奏は「夢のDG8」など16曲にも及び、ファンへのサービスもたっぷりと盛り込まれています。

      そして、当時、人気絶頂だったGSがNHKの年末の国民的な番組の紅白歌合戦に出られない事を痛烈に皮肉った「赤白歌合戦」の出演シーンで、「夜明けの太陽」を演奏していたのも、実に愉快、痛快でしたね。
      >> 続きを読む

      2016/10/30 by dreamer

      「ザ・スパイダースの大進撃 [DVD]」のレビュー

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    ザ・スパイダースの大進撃 [DVD]

    ザ・スパイダースの大進撃 [DVD] - 中平康 | 映画ログ
    ASINコード:B000UKFDE8
    JANコード:4988103601668

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