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ひぐらしのなく頃に TV1期 コンプリート DVD-BOX (26話, 660分) アニメ [DVD] [Import]

形式: DVD 660分 (6枚組) PAL , Import

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    • 3.0

      本作品を二つの観点から記述しておく。

      一つ目の観点は「萌え」とは何か、である。
      キャラクター造形や学園風景、そして登場人物が事あるごとに発言するキイワードにおいて、本作は強烈に「萌え」を意識している事は一目瞭然だ。
      しかし、我々がある時は「癒し」に、またある時は「性的」に享受する「萌え」とは一体なんだろう。
      他方、本作は残酷描写を必要以上に強調する。萌え的なキャラが残酷描写に「沈殿」する様は、違和感を通り越し、むしろ「萌え」に付随する暴力性を表しているようにもみえる。
      あるイメージを一方的に押し付ける暴力性。
      本作では、礼奈に「白痴」、魅音に「溌剌」、沙都子に「小生意気」、梨花に「純粋」なイメージを、否応無く押し付ける。
      彼女たちにおける残酷描写は、自分たちを上記のイメージに組み込みたがる視聴者への叛乱に他ならない。「我々は生きている。貴方たちの道具ではない」と、彼女たちは血を流し、汚物を垂れ流し、発狂しながら叫んでいる。

      二つ目はストーリー上の観点からだが、「徹底的なうまくいかなさ」が非常にリアルだ。
      謎が多く、しかも真偽の判断がつかないので、登場人物たちは何をやってもほとんどうまくいかない。疑心暗鬼と善意の空回りによって全てが台無しになっていく。
      被害者は加害者となり、加害者は被害者となる。善人は気がつけば悪人に成り下がり、強者は一瞬にして弱者へと転落する。
      本当に大切なものは分かっている。しかし大切であれば大切であるほど、それを粉々に壊してしまう。幼い頃、後で食べようと思って大切に握りしめていたクッキーのように。

      ぼくたちは、もっとお互いを理解できれば、隠し事がなければ、うまくいくはずだった。
      しかし、ここに大きな矛盾がある。
      他人とは、理解できないからこそ他人なのである。違う人生を歩むからこそ他人なのである。

      この命題に対する本作の答えはなかった。
      しかしそれは当然で、本作ではまだ何も解決されていないのだから。
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      2018/06/16 by みのくま

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