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テロ, ライブ [DVD]

ジャンル: ミステリー・サスペンス
監督: キム・ビョンウ
キャスト: ハ・ジョンウ , イ・ギョンヨン , チョン・ヘジン , イ・デビッド , キム・ソジン
形式: DVD 98分 Color , Dolby , Widescreen
定価: 4,104 円
発売元: TCエンタテインメント

    テロ, ライブ [DVD] の映画レビュー (最新順)

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    全6件
    • 4.0 ハラハラ

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      韓国映画「テロ,ライブ」は、ハ・ジョンウVS爆弾魔の闘いを、限定空間のサスペンスとして描いた、とてつもなく面白い映画だ。

      最小の設定だけで、個人の思想信条と壮大なスペクタクルを、同時に描くことが出来るのが映画の特権とするなら、「テロ,ライブ」は、映画の特権を駆使して、映画らしさを充満させた快作だ。

      爆弾テロ、犯人との交渉、リアルタイム-----と、この映画の設定だけを見れば、これまで繰り返し映画になってきたものと大差ないように思える。

      ところが、この映画の主人公は利己的で、犯人を利用して安易な正義感など吹き飛ばす行動に出る。

      人気TVキャスターだった、韓国の実力派俳優ハ・ジョンウ扮するヨンファは、不祥事がきっかけで局内のラジオ部に左遷され、早朝の生放送番組を担当している。

      ある日、リスナーからの電話を受けると、建設作業員パク・ノギュと名乗る男から、橋に爆弾を仕掛けたと告げられる。

      イタズラだと思い込んだヨンファは、CM中にやれるものならやってみろと挑発。
      すると次の瞬間、局の近くの麻浦大橋が爆破される。

      ヨンファは、直ちに警察に通報しようとするが、この犯人との独占会見をTV中継すれば、TVキャスターへの復帰の道が開けるとの計算が働き、局長を巻き込んで、ラジオスタジオから生放送を始める。

      犯人は、大統領がスタジオに来て、謝罪することを求め、更なるテロを示唆。
      そして、ヨンファのイヤホンにも爆弾を仕掛けていると告げるのだった-------。

      ラジオスタジオだけで、ほぼ全編が展開するが、限定された空間を舞台に、リアルタイムで描こうとすると、間が持たずに回想へ逃げたり、外に出てごまかすことがあるものだ。

      しかし、この映画はあくまでスタジオから逃げずに、現在進行形のスタイルも崩さない。
      報道特別番組風のセットが効果を発揮するのは、爆発の瞬間や現場の様子を、スタジオと交信される中継映像を介して描くことが出来るからだ。

      望遠の定点カメラから捉えられた不鮮明な映像は、よく出来たCGよりも、遥かに生々しい。

      主演のハ・ジョンウが、「チェイサー」以来の興奮と、この映画の脚本を読んで出演を決めただけあって、当たり前の正義や倫理を振りかざす映画ではない。

      主人公はキャスターだが、交渉のプロではなく、犯人を刺激するし、犯人のペースに乗せられて、同情的にもなってしまう。
      警察から送り込まれた、プロの女性捜査官は予想に反して役に立たない。

      テロを単純な悪ではなく、人間の止むに止まれない行為として描くことで、画面の中の破壊行為にも重みが生まれている。
      もちろん、その行為が無関係な市民を巻き込み、痛みが伴うことを描くことも忘れていない。

      テロという負の連鎖は、主人公の最後の決断にも影響を与える。
      この映画で商業映画デビューを果たした、撮影時32歳の新鋭キム・ビョンウ監督の、正義感を疑いながら、骨太なエンターテインメントを作りあげる手腕には、今後も期待大だ。
      >> 続きを読む

      2019/11/05 by dreamer

      「テロ, ライブ [DVD]」のレビュー

    • 4.0 ハラハラ

      ラジオ局へと左遷されたアナウンサーのヨンファが、朝の生放送中に爆弾を仕掛けたとの脅迫が。
      そして窓から見える橋が実際に爆破され、ヨンファには大統領を呼ぶよう要求が。

      明らかに一大事だが、それをほぼラジオ局のブースのみで成立させる力技。
      これなら低予算でも問題ないし、丁度「フォーン・ブース」のような展開を思い出させる。

      この脅迫された中で復帰を目論んだり、警察関係や上司との駆け引きがより危険な状況に陥っていく。
      スピーディーな演出も合って、90分ぐらいがあっという間。

      どういう着地点になるかと思ったが、これは納得できる。
      韓国という国を表したラストだと思うし、日本やアメリカが舞台ではこうはならないだろう。
      >> 続きを読む

      2018/04/18 by オーウェン

      「テロ, ライブ [DVD]」のレビュー

    • 3.0

      ほぼラジオのスタジオ内だけで話が進むのが良かったです。
      主人公の追いつめられ方も良かったし、短い時間の中で上手に纏めていたのも観やすくて良かった。
      対テロ対策が無能ぶりを発揮したりとイラつく事も多かったし、突っ込みどころも結構ありましたが、それらを差し引いても緊迫感ある作品で、概ね満足出来ました。

      2017/12/13 by saruwatari

      「テロ, ライブ [DVD]」のレビュー

    • 3.0

      ※過去鑑賞分
      最近のマイブームが韓流で、立て続けに鑑賞している中でもこの作品は面白かった!テンポが良くてストーリーも分かり易く、映像も迫力がありラストまで一気に進みました。全体を通しても韓流に多い陰鬱な印象はなく、ラストシーンも秀逸です!

      2016/02/22 by モリモリ

      「テロ, ライブ [DVD]」のレビュー

    • 4.0 切ない ハラハラ

      かつては国民的テレビアナウンサーだったユン・ヨンファ。不祥事が原因でラジオ番組に飛ばされていた。
      ある日、ラジオの生放送中に爆破予告の脅迫電話がかかってきたが、悪戯電話だと思い電話を切ってしまう。その瞬間に局近くの大橋が爆破された。再びかかってきた電話での犯人の要求は、ある事故に対しての大統領の謝罪だった…。

      マスコミ・メディアという視点と利点を活かして製作された、ほぼワンシチュエーションなサスペンス作品でした。
      主人公の落ちぶれた立場から這い上がる為の野心、視聴率を稼ぐことしか考えない局の上層部、決して非を認め無い韓国政府、そして追い詰められ狂行に走りながらも純粋に大統領の謝罪を求めるテロリスト…。
      それらの人間のエゴや利益や思惑が交錯しながらも、実際起きる爆破テロの現状、そしてテロリストと電話でのやり取りをしながら進む番組。
      ストーリーは緊張感あふれる展開の連続。ハラハラしました。

      テロリストとは交渉しない。
      テロには屈しない。
      この世界の共通意識とまかり通る言葉について少し考えさせられましたね。結局は一部の有力者の都合の悪い事は、「テロリスト」と言って片付けられているんではなかろうか?と。
      韓国社会の貧富や権力の格差、隠蔽や汚職という闇な部分を垣間見た気がしました。
      >> 続きを読む

      2015/04/29 by fate

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    テロ, ライブ [DVD]

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    JANコード:4562227882945

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