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刑事コロンボ傑作選 ハッサン・サラ―の反逆/仮面の男 [DVD]

ジャンル: アメリカのTVドラマ
キャスト: ピーター・フォーク
形式: DVD 171分 Color , Dolby
定価: 1,543 円
発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

    刑事コロンボ傑作選 ハッサン・サラ―の反逆/仮面の男 [DVD] の映画レビュー (最新順)

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    全1件
    • 3.0

      ネタバレ   このレビューはネタバレを含みます。
      この「刑事コロンボ 仮面の男」は、表面は経営コンサルタントで、裏ではCIAの西部地区の責任者で、更にそのまた裏では二重スパイという、ややこしい男が犯人なのです。

      そのややこしい男を演じているのが、すでにこのシリーズでは「祝砲の挽歌」の犯人役の名演技でエミー賞を受賞している、ブレナー役のパトリック・マクグーハンで、この作品では演出も担当して頑張っている。

      自らの利益の邪魔になるフリーランスのスパイ・ジェロニモ(「裸の銃を持つ男」シリーズでのオトボケ演技が抜群のレスリー・ニールセンが演じている)を、ブレナーがCIAと架空の情報源を利用して抹殺するのだが、例によって我らがコロンボ警部のお出ましとなり、CIAも何のその、色々とかき回すのだ。

      この作品での興味の中心は、CIAの登場による"コロンボ警部のアイデンティティの危機"なのだが、これはいささか犯人のゲーム愛好的なキャラクターに頼り過ぎ、不満が残ってしまう。

      つまり、このこの事は言ってみれば、シャーロック・ホームズ対ジェームズ・ボンドの対決であり、そもそも、まともな喧嘩にならないのだと思う。

      このコロンボ対CIAのスパイの対決というのは、もともと、この「刑事コロンボ」シリーズにおける"知的対決"は、犯人が権力者であろうとも、あくまで"個人対個人"のレベルに還元されるところに醍醐味があるのであり、今回の犯人=CIAのスパイという設定には、その"個人の還元"という点でどうしても、多少、無理があったような気がする。

      ただ、好意的に考えて、演出のパトリック・マクグーハンが、そのエキセントリックな演出法を駆使して描きたかったのは、むしろ、コロンボと、彼とは住む世界が全く違うスパイが接触するという、「IF物」の面白さだったのではないかと思う。

      そう考えるならば、犯行までのミステリアスな展開や、遊園地でのブレナーとジェロニモの写真に行き着く場面や、CIAの部長との会見シーンなどの魅力的な場面は実に多く、また、コロンボがブレナー邸を訪問する長いシーンの奇妙な間合いと雰囲気も、その雰囲気自体が目的だったと考えれば納得できるのだ。
      >> 続きを読む

      2017/03/17 by dreamer

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    刑事コロンボ傑作選 ハッサン・サラ―の反逆/仮面の男 [DVD]

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    JANコード:4988102352196

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